初代王者決定戦
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1999年10月2日に、掣圏道協会主催の、初の東京での興行「1999 WORLD BATTLE in JAPAN」(有明コロシアム)が開催された。この興行で、SAボクシングの世界王者が4人認定された。スーパーヘビー級王者決定戦では、アンドレイ・キルサノフ(ロシア)がコワリチュク・アレクサンドル(ロシア)を2R2:22TKOで下し初代王者になった。ヘビー級王者決定戦では、スルタンマゴメドフ・カフカズ(ロシア)がウイリアム・ヴァン・ロスマーレン(オランダ)を3R1:28TKOで下し初代王者になった。ロスマーレンは、契約体重を10kgもオーバーしていた。ライトヘビー級王者決定戦では、トカレフ・ワジム(ロシア)がファイセル・レディング(スリナム)を2R2:09KOで破り、初代王者になった。ミドル級王者決定戦では、グスニエフ・アブドゥラフ(ロシア)がサヴィン・ニコライ(ロシア)を4R判定2-0で破り、初代王者になった。この興行では、タイトルマッチは全て4Rで行われた。SAボクシングルールでは、タイトルマッチは5Rで行うとされているが、今回は王者決定戦であり、選手が両者共に挑戦者(ランカー)であるため、5Rではなく4Rでタイトルマッチが行われたと思われる。試合のレフェリーには、田中健一や渡辺優一もいた。両者共に、佐山聡が創始した修斗の初代王者である。
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