初代シャリバンとパートナー
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「宇宙刑事シリーズの登場人物」の記事における「初代シャリバンとパートナー」の解説
伊賀 電(いが でん) / シャリバン 演:渡洋史(少年時代:坂内真基) 『宇宙刑事シャリバン』の主人公。 初登場は『宇宙刑事ギャバン』の第42話で、日本の森林パトロール隊員(森林保護官)をやっている。仕事に対して誇りをもっており、森を荒らした犯人を捕まえることに執念を燃やしている。剣山を担当しており、第42話でギャバンを続発する森林荒し事件の犯人と間違えて逮捕しようとするが、誤解に気付く。けじめとして自分を殴れと烈に申し出るが断られたために自分で自分を殴り付けたところを烈になだめられてようやく和解した。その直後に真犯人であるバファローダブラーの襲撃に遭い瀕死の重症を負ってしまう。地球では治療出来ない毒素を受けてしまい解毒するためにバード星へ運ばれ治療を受ける。 烈をして「まるで野生動物の動きだ」とまで言わしめた凄まじい身体能力の高さを持つ。治療後、銀河連邦警察から宇宙刑事にスカウトされ、「シャリバン」のコードネームを与えられる。その後、第44話で銀河連邦警察の援軍として地球に派遣される形で帰還し、サン・ドルバと魔女キバに苦戦を強いられていたギャバンの窮地を救い、マクー壊滅後はギャバンに代わる新たな地球地区担当に任命された。 宇宙刑事シャリバン本編では、普段は鈴木モータースで整備士やテストライダーとして働いている。亡き両親の影響や元森林パトロール隊員だったこともあり、自然をこよなく愛し、第6話では小鳥が殺されていたときには激しく怒りを感じ、動物を人質にとられたときには激しく動揺していた。事件があるときには必ずジムニーで移動する。 自身がマドーに滅ぼされたイガ星の民の末裔であったことを知ってからは、イガ星再興のためにも戦うようになる。戦いの中で自分と同じイガ星人の末裔たちと出会い、マドーとの戦いを終えた後は、末裔たちと共に、イガ星再興と「イガ星地区担当」の任を命ぜられ旅立った。その後の作品での活躍 『宇宙刑事シャイダー』 銀河の流れ者・オメガとの交戦が語られるほか、フーマの大侵略に対するイガ星防衛の戦いが描写され、新撮での登場は特別編の第49話で初めて実現した。イガ星もフーマの侵攻で大打撃を受けて、ようやく復興してきたことが電の口から語られた。 『宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION』 快とセイギの元上司で、二人が巡査時代だったころに師匠として二人が師事している。ミスを犯した快に「宇宙刑事って何だ?」と問いかけている。 昇進により現場を引退し、快がシャリバンを受け継ぐ際、再び快に問いかけるが、答えを出せなかった快を「まだお前を宇宙刑事として認めるわけにはいかない」と突き放している。 その後、ネオマドーの事件を解決し、大きく成長した彼の姿を見て、後継者として認めた。 リリィ 演:降矢由美子 電と共に地球へやってきた女宇宙刑事。バード星からやってきたが、出身星は明らかになっていない。髪型はサーファースタイルが基本だが、第3話から第8話まではストレートヘアであった。 主に潜入捜査を担当して電をサポートすることが多い。変装の名人。武器はバードニアブラスターまたはコズモブラスター。捜査移動の際は主にオートバイを使用する。シャリバンとは息の合った名コンビぶりを見せている。 マドーとの戦いを終えた後、イガ星再興の旅に出た電と別れる。 『宇宙刑事シャイダー』第49話においてバード星で教官をしていることが、電の口から語られた。髪型はテレビドラマ『チャーリーズ・エンジェル』でのファラ・フォーセットをイメージしている。第1話・第2話の時点では、演じる降矢が別のドラマに出演中であったため髪型を変えることができずカツラを着用していたが、ビル街での撮影時に強風で形が崩れてしまい元に戻らず、同作品の撮影終了まで同じ髪型で出演していた。
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