初代シャイダーとパートナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 03:58 UTC 版)
「宇宙刑事シリーズの登場人物」の記事における「初代シャイダーとパートナー」の解説
沢村 大(さわむら だい)/シャイダー 演:円谷浩、声:川村拓央(『宇宙刑事魂』) 『宇宙刑事シャイダー』の主人公。宇宙天文学者の父の日記の影響で本編開始2年前の大学在学中にナスカの地上絵の解読に没頭しており、イースター島の洞窟にある謎の古代遺跡を発見。その洞察力と行動力、遺跡に仕組まれたバリヤー光線に耐えた肉体の強靭さを買われ、銀河連邦警察にスカウトされて宇宙刑事候補生となる(第17話にて、その詳細が語られている)。 地球への赴任の際に、クビライと戦った太古の伝説の戦士に由来する「シャイダー」のコードネームを与えられた。訓練半ばで着任したため、苦戦を強いられたが、不屈の闘志で何度も試練を乗り越え戦士として成長した。 地球赴任当初は宇宙刑事以外の職には就いておらず、自宅も破壊されてしまったが、第17話から小次郎が経営するペットショップ「モンキー」に強制下宿し、そこで働くようにもなる。両親は幼いころに他界、育ててくれた祖母も亡くしており、天涯孤独の身となっていた(第3話でアニーに語った)。 のちにいくつかのきっかけから、本当に戦士シャイダーの末裔だったことが判明する。 フーマ壊滅後は太陽系地区担当となった。 『宇宙刑事シャイダー』第1話で登場した自宅の表札によると、姓は本来は「澤村」と表記するようである。 『宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION』では、写真のみの登場(演じた円谷が早世したため)。アニーの診療所に一緒に写っている写真が大事に置かれており、舟とタミーを心配するアニーが語りかけている。『シャイダー』の初期企画『宇宙刑事シャーロン』では、『シャリバン』の軍師レイダーにより病に倒れた妹を救うために戦うという設定であった。続く『宇宙刑事ジェンサー』では普段は塾講師であるという設定であった。 アニー 演:森永奈緒美 シャイダー=沢村大のパートナー。フーマに滅ぼされた惑星・マウント星出身。 シャイダー同様に宇宙刑事候補生であり、捜査官としての力量および戦闘力は高い。テレパシー能力も持つ。武器は2丁のレーザーセンサーガン(別名・バードニアブラスター)。バビロスやシャイアンの操縦も単独でしばしば行い、特にスカイシャイアンでの活躍が多い。 シャイダーとは左腕の腕時計型専用通信機スーパーホーンで連絡を取り合う。これは小型爆弾や強力な電磁パルス発生装置を内蔵した武器としても使える。ブーツの中に予備のスーパーホーンを隠し持っている。 警察署長の父親、母、妹がいたが、フーマの手で故郷ごと家族を喪ってしまったため、天涯孤独の身の上となり、第2の故郷とした地球を守るためにもフーマとの戦いに身を投じる(第3話で大に明かした)。 『宇宙刑事シャイダー』第41話ではシャイダーにべた付くバード星人ビビアンに嫉妬心を剥き出しにして激怒するなど、意外と焼き餅焼きな性格。 ウルとキッツが殉職したことを知った際は涙を見せながらも、シャイダー同様に打倒フーマの決意を新たにした。 フーマ壊滅後は考古学生としてエジプトの大学に留学。その後の作品での活躍 『宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION』 フーマ壊滅後、エジプトで考古学を学んでいたが、現地の難民キャンプの実状を知ったことで医者の道を志す。それから10数年の間、現地での活動を経て現在は日本で診療所を営んでおり、「ワケあり」の患者相手の闇医療も行っている。舟とタミーとのこともよく知っており、今回は負傷したヒルダの治療のために舟が訪れている。
※この「初代シャイダーとパートナー」の解説は、「宇宙刑事シリーズの登場人物」の解説の一部です。
「初代シャイダーとパートナー」を含む「宇宙刑事シリーズの登場人物」の記事については、「宇宙刑事シリーズの登場人物」の概要を参照ください。
- 初代シャイダーとパートナーのページへのリンク