イガ星人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 23:21 UTC 版)
2000年前、超エネルギー結晶体のイガクリスタルを狙うマドーの核攻撃によって滅ぼされた銀河系第17星雲の惑星・イガ星の民。イガ星が壊滅した後、生き残ったイガ星人たちは新たな居住地を求めて銀河各地の様々な惑星へ分散した。このうち地球にたどり着いた民の末裔は奥伊賀島で生活しており、伊賀電はその血を引く一人である。 作品の後期にはイガ戦士団を結成し、電とともにイガ星の再興を目指す。 聖なる者 電を正義の道へ導く謎の人物。白いターバンで顔を覆っており、素顔が明かされることは終始なかった。イガクリスタルともども異次元をさまよっていたみゆきたちを助け、導いていた。最終決戦において、その正体がイガ星のクリスタルの守護神であることが明かされている。この他イガ獅子の像を通して語っていた声の主も、聖なる者としている。 イガクリスタル親衛隊 イガクリスタルを守ることを使命とする奥伊賀島の少女たち。反重力靴を履いており、宙を自在に飛び回れる。一度はイガクリスタルの影響で異次元に飛ばされてしまうが、終盤で電に救出された。 みゆき イガクリスタル親衛隊のリーダー格にして、地球にたどり着いたイガ星人の末裔。当初は電を疑い敵視していたが、やがて電を信じるようになる。 自身も「伊賀」の姓を持つが、本名については言及されていない。 ジイ 奥伊賀島の長老。2000年前からのイガ星人の歴史を語り継ぐとともに、仮面怪人の姿でイガクリスタルとその秘密を守っていた。仮面怪人として身に着けていた甲冑は常人を超えた身体能力を発揮させ、魔怪獣にもある程度応戦できていたことから、コンバットスーツ的な機能を持っていたものと思われる。 マドーの攻撃で重傷を負い、シャリバンもイガ星人の末裔であること、彼が出現を予言された勇者に他ならないことを告げて息絶えた。 マリオ マドーへの反逆を企て暗黒刑務所に投獄された両親の下、暗黒刑務所で産まれ育ったイガ星人。マドーに協力すれば自由の身にすると言われ、マドーに協力していたが、最終的には騙されていたことを知り、絶望の末にマドーの手で悲惨な死を遂げた。死の間際、イガ星の同胞たちを裏切ったことを悔いてシャリバンに謝罪した。 ベル姉弟 両親をマドーによって殺され、復讐を誓う姉弟戦士。姉・ヘレン、弟・ビリーともに向こう見ずで鼻っ柱が強い。ベル・ヘレン ストーリーに最も深く関ったイガ戦士。ビリーの死後はシャリバンと共に行動をすることが多くなり、シャリバンの仲間たちと大きく関わるようになる。シャリバンには淡い恋心を抱くようになるも、死霊界の女剣士レイサとの勝負の際、ミスアクマとムクロビーストの不意打ちで命を落とした。 ベル・ビリー ブーメランを使う戦士。長年姉弟二人だけで戦いに生きてきたことから、当初は容易に他人を信じなかったが、彼らを助けるために身を挺してマドーと戦うシャリバンには心を開いた。最後にはシャリバンを「兄貴」と呼び、シャリバンを救うために命を落とした。 ジャック、ヘンリー、カーク、マリヤ 銀河の各地でマドーと戦うイガ戦士であり、イガ獅子のペンダントを持つ。最終決戦に際し、リタらオルガナイザーの導きでシャリバンの応援に駆け付けた。マドー打倒後は電やイガクリスタル親衛隊と共にグランドバースに乗り込み、イガ星へ旅立った。
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