六大勢力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 16:14 UTC 版)
忍者たちの流派は大きく6つに分かれており、忍者のPCはこのうちのいずれかに属することになる。2巻からはそれぞれの下位(または同盟)流派が追加され、選択肢が増えた。 斜歯忍軍(はすばにんぐん) 科学技術に精通し、忍具(忍法で使う道具)の開発に長けた流派。すべての忍法を技術で再現することを目指しており、忍法を封印して回る鞍馬神流を嫌っている。雑賀衆の流れを汲んでおり、表の顔は世界的企業である八咫重工。 下位流派 : 機械化忍者(いわゆるサイボーグ)部隊の鍔鑿組(つばのみぐみ)、忍具開発部隊の大槌群(おおづちぐん)、分析部門の指矩班(さしがねはん)。退魔編で魔術行使者の御釘衆(おくぎしゅう)が追加された。 鞍馬神流(くらましんりゅう) 異形のものを滅ぼし、忍者の存在を陰の世界にとどめておこうとする流派。剣術などの武術を極める者達の集まり。怪物の血を引く隠忍の血統を狩ろうとする。 下位流派 : 裏切り者を抹殺する廻鴉(まわりがらす)、銃器を使うバヨネット、自ら隠忍となって隠忍と戦う魔王流(まおうりゅう)。退魔編で妖魔を滅ぼすための拳技を極めた蓮華王拳(れんげおうけん)が追加された。 隠忍の血統(おにのけっとう) 歴史を通じて弾圧されてきた異形の存在の末裔。体制側の比良坂機関への恨みは深い。十数年前に六大勢力それぞれが一つずつ持っていた神器を奪いシノビガミ召喚を行うも失敗し、街一つを異界にしてしまっている。 下位または同盟流派 : ヤマト王権に滅ぼされた先住民族の子孫である土蜘蛛、吸血鬼となった秦の始皇帝の眷属である血社(シエシャー)、年月を経て人間に化けるようになった獣たちである凶尾(まがつび)。退魔編で取り替え子の長耳が追加された。 比良坂機関(ひらさかきかん) 忍者による日本政府の諜報機関。日本の国益を何よりも重視するため、留学生を積極的に受け入れる私立御斎学園を快く思っていない。比良坂流古神道が母体となっている。 下位流派 : 生きながら黄泉の国を行き来する巫女の常夜(とこよ)、素顔を隠した女性だけの戦闘集団の醜女衆(しこめしゅう)、政府内に設置された出先機関の公安隠密局。退魔編で毒遣いでVIPを影から操る、政府御用達の病院兼娼館である麝香(じゃこう)会総合病院が追加された。 私立御斎学園(しりつおとぎがくえん) 小中高一貫の進学校。実は忍者の養成機関であり、何も知らない多くの一般生徒にまぎれて若き忍者たちが通っている。異能の力を好き勝手に使うハグレモノと仇敵関係にある。 下位流派 : 学園OBの教師が結成した特命臨時教職員派遣委員会、生徒たちの自治組織である御斎学園生徒会、くノ一専門の姉妹校である私立多羅尾女学院。退魔編で迷宮デイズとのコラボである旧校舎管理委員会が追加された。 ハグレモノ 厳密には統一された集団ではなく、小規模な流派やフリーの忍者を総称してこう呼ぶ。忍法を狩り集める斜歯忍軍による犠牲者が多く、復讐をもくろむ者もいる。 有名中堅流派 : 暗殺者集団の夜顔(よるがお)、戦いつかれた抜け忍たちの隠れ里であるNo.9、各国の忍者が緩やかに連携した世界忍者連合。退魔編で影使いの影絵座、発火能力者の一族である不知火(しらぬい)、邪眼の持ち主である咎眼流(とがめりゅう)が追加。基本ルールブックで主を失った忍獣達の集まりであるブレーメン、大判ルールブック未掲載流派で死の世界からよみがえってきた者どもデッドマンが追加された。
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