俳句タイトル戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 23:46 UTC 版)
2017年4月以降のスペシャル版で年に4回開催。 挑戦者は前述した一斉昇段・昇級試験と同じく、難易度の高いお題で俳句を詠む。査定員の夏井は、通常の参加者に対する査定と同様に、作者を伏せられた状態で挑戦者の句を査定。収録時点での階級に関係なく、一発勝負方式で順位を決定する。 優勝者には季節ごとの称号、トロフィー、通常のピンバッジとは違う称号獲得の証である特別なピンバッジを付与。2018年度の俳桜戦からは、大相撲本場所期間中の両国国技館と同様に、前回までのタイトル戦の優勝者4名の肖像画が一般観覧席の上に飾られる。さらに、2019年度の金秋戦からは、優勝者に対して「毎日放送賞」(賞金30万円)を贈呈している。 制度の変遷 第1回 - 第5回:挑戦時点での段・級位とは無関係の一発勝負。 第6回 - 第11回:予選で上位に残った特待生が、あらかじめシード権を与えられた名人と決勝で対決。 第12回 - 第13回:前回の大会での決勝進出者から、夏井が決めた上位数名が次回大会のシード権を獲得。その他の挑戦者は、予選から決勝への進出を目指した。 第14回:予選グループを4グループに細分化。各グループの1位が無条件で決勝進出。2位は「補欠」となり、全グループの2位が出そろった段階で4人を比較し上位から定められた人数が決勝に進むことができる。なお、この回では前回シード落ちしたものの永世名人に昇格した梅沢富美男は特別に予選が免除、その後、第19回では同じくシード落ちしたものの永世名人に昇格した東国原英夫の予選参加が免除されるなど、永世名人保持者は実質的に永久シードを獲得する。 第15回 -:季節によって対戦の方式を変更。 春光戦・金秋戦:過去の大会と同じく、予選で上位に残った挑戦者が決勝で対戦。決定した順位の中から、シード権を獲得する獲得する順位のボーダーラインを発表。シード権を得た挑戦者は、半年後のタイトル戦の決勝から参加する。 炎帝戦:参加資格を名人・特待生に加え、過去に1回でも才能アリを獲得した挑戦者に拡大。ゴルフやテニスなどの「オープン競技」に相当する。春光戦決勝放送日に兼題が発表され、そこから2か月間の間投句することができる。開催当日は優秀作上位10人が出場、その中から優勝者が選ばれる。 冬麗戦:前年の通常査定・昇格試験・タイトル戦・他流試合で詠まれた句から、夏井から「優秀句」に選ばれた作者が一発勝負で争う「グランドチャンピオン大会」として開催。 2020年度(第16回)は名人・特待生から10人、2021年度(第20回)は名人・特待生から10人と段位なしの挑戦者4人が選出された。放送上ランキングシートに座って句が紹介される挑戦者は10位までで、11位以下は「ランク外」として順位のみ発表。11位以下の句については、本放送後にTVerから配信される「特別版」の動画で紹介される。 俳句タイトル戦優勝者年度回数タイトル戦名全参加者数優勝者級段位2017年度1俳桜戦8人 東国原英夫 初 名人初段 2炎帝戦9人 藤本敏史 初 名人4段 3金秋戦8人 東国原英夫 2回目(2大会ぶり) 名人4段 4冬麗戦8人 千賀健永 初 特待生2級 2018年度5俳桜戦9人 東国原英夫 3回目(2大会ぶり) 名人6段 6炎帝戦12人 梅沢富美男 初 名人10段 ★0 7金秋戦13人 梅沢富美男 2回目(2大会連続) 名人10段 ★0 8冬麗戦13人 東国原英夫 4回目(3大会ぶり) 名人10段 ★0 2019年度9春光戦14人 村上健志 初 名人8段 10炎帝戦14人 村上健志 2回目(2大会連続) 名人10段 ★1 11金秋戦15人 東国原英夫 5回目(3大会ぶり) 名人10段 ★1 12冬麗戦14人 横尾渉 初 名人4段 2020年度13春光戦18人 東国原英夫 6回目(2大会ぶり) 名人10段 ★2 14炎帝戦21人 藤本敏史 2回目(12大会ぶり) 名人10段 ★0 15金秋戦20人 千原ジュニア 初 名人2段 16冬麗戦10人 森口瑤子 初 特待生3級 2021年度17春光戦23人 横尾渉 2回目(5大会ぶり) 名人6段 18炎帝戦60人 犬山紙子 初 通常挑戦者 19金秋戦20人 北山宏光 初 特待生3級 20冬麗戦14人 東国原英夫 7回目(7大会ぶり) 永世名人 2022年度21春光戦20人 立川志らく 初 名人5段
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