人類を超えたもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 01:30 UTC 版)
ベストマンプロジェクトの延長にあり、人類の種としての限界を超えるべく、ベターマンを参考にそれぞれの方法で生み出された存在。 Dタイプハンター バイオ研究の観点から梅崎によって生み出された戦闘用クローン人間(生物兵器)。少年少女の姿をした18体が造られた。リミピッドチャンネルを有する。生命維持に必要な必須アミノ酸を体内で合成できないため、特殊な装置での調整を必要とする。アジャンター石窟でのアニムスの花の捜索時にアルジャーノンを発症し互いに殺し合い、D18号の1体のみが生き残った。 亜ブラフマン 超常能力の観点から魔門麦人によって生み出された進化人類。5人のダウジング能力者と楓を使い、株式会社超人同盟の部長、尾倉国弘を被験者にして創り出された超人。 全身が白色の巨人のような姿をしており、頭部からは無数の触手が生えている。 創り出された直後の戦闘で尊者ヤクスギを圧倒したが、パキラ老には瞬時に滅ぼされてしまった。 真ブラフマン 亜ブラフマンの創造で得たノウハウにリンカージェルと5人のダウジング能力者を取り込んで魔門自身が進化した、人類の後継者たらんとする新たな霊長類。 全身が伸縮自在の白い帯のようなもので構成されており、頭部には天使の輪のようなものがあるなど体色以外は亜ブラフマンとは全く異なる姿を持つ。その細胞は人間の膀胱と同じ伸縮性を持つ。 東京での戦闘では覚醒人のシナプス弾撃により細胞活性を抑制する薬剤を撃ち込まれて自滅した。しかし生き延びており、アカマツ重工で火乃紀を誘拐したのちモーディワープ本部でベターマン・ネブラと交戦。 リンカージェルタンク内という地の利で優位に立つが、ペクトフォレース・ウィリデとサイコ・ヴォイスの組み合わせによってタンク内からリンカージェルを排除され、爪で引き裂かれた挙句に魔門を握り潰され敗北した。 カンケル ラテン語で癌細胞の意。ベストマン(完全なる人)とも呼ばれる。いかなる生命とも共生関係を必要としない存在。ゆえに全ての生命を滅ぼすという意志のみによって存在する。 白い光で縁取られた女性型のシルエットのような姿で現れる。細胞の生体情報を瞬時に書き換え、あらゆる生物を死滅させ、いかなる攻撃を受けても、どんな環境に置かれても必ず再生・適応する癌細胞の生命力を持つ。また、他の生命体の染色体を改造融合する「ハイブリダイゼーション」と言う能力を持つ。生物の源であるリンカージェルが弱点。 1999年ペルーのアンデスで尊者ヤクスギを被験者として行われたダイブインスペクションによって誕生した。地球生命にとって滅びの存在であり、ベターマン達の滅ぼすべき対象となる。
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