亜空の住人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 23:50 UTC 版)
エマ 声 - 早見沙織 ハイランドオークの娘(17歳)。初対面で真に助けられ、最初に真と話した亜人。魔法の才能があり、初歩の魔法ブリットを真に伝授した。蜃への生贄に決定されていたが、真が蜃を打ち負かして以降、他のハイランドオークの住人ともども真に従える。親からは真へ嫁がせるつもりでいるが、真としては回避したい意向。後に、亜空へ移住すると官僚的な亜空の指導者の一人となり、自由人である巴ですら従うほどとなる。真の従者である上位亜人と比較すると温厚で対等に接してくれている。 ベレン 声 - 辻親八 鍛冶に長け、伝説・神話級の作品を作ったという伝承を持つエルダードワーフの一族で、その中でも腕の良い部類に入る。ヒューマンによる略奪・搾取を避けるために、ヒューマンが容易に近づけない荒野に住むが、鍛冶の材料や食料の入手、更には外敵に襲われる等の苦労をしている。基本的にヒューマン、女神や魔族に対しては関わりを持ちたくないと考える。災厄の黒蜘蛛に襲われ、ある意味芸術品ともいえる武器類も喰われ、絶体絶命のところを、真、蜃に助けられる。巴が日本刀を作らせたいという私情もあったが、亜空と云う安全な土地を提示され、同族の長老を説得し、一族をあげて亜空へ移住する。当初は真の従者を見て真は女神が使わした存在かと長老が意見したが、真が猛烈に否定したため信頼を得る。巴の二本差し、ライムの日本刀、識の杖など取り敢えず使えるレベルの物は作るが、将来真や巴の実力に見合う業物を冶つのが夢。 ルグイ 声 - 北沢洋 エルダードワーフ。真の魔力を抑える装備を開発している。エルドワの中では使う者を選ぶ偏った研究をしており、変わり者と呼ばれている。 ハルナ、アキナ、ホクト、ミナト 声 - 佐藤恵(ハルナ)、大久保瑠美(アキナ)、手塚ヒロミチ(ホクト) 澪の眷属であるアルケーたち。名前は漫画版で付いた。当初は無口だったが、それまで使う必要のなかった言語に不慣れだったためで、共通語や日本語を修得してからはハルナは戦闘、ミナトは各種研究活動、ホクトは大工仕事と忍者修行、アキナは澪と共に料理研究を行っており、人間態への化身時には澪を真似ていた和装から洋服に切り替えている。 ヒューマンの姿に化身できるため、蜃気楼都市として区画分けされた内部で来訪者を迎えて案内する役を持ち回りで務めている。 アクア、エリス 声 - Lynn(アクア)、田中美海(エリス) 「森鬼(もりおに)」と呼ばれる亜人の少女。ロッツガルドのクズノハ商会店員で集客の一助ともなっている名物店員。アクアはともかく、エリスはやたらとメタな発言をすることが多い。 モンド 声 - 大塚明夫 森鬼の青年でアクア、エリスの師匠。リッチ(後の識)に取り憑かれていたが、その影響で森鬼の中でも失伝していた「樹刑(対象を樹木に変える呪い)」を発現していた。 リディ、マーサ 声 - 虎島貴明(リディ) 巴の眷属であるミスティオリザードの戦士。ロッツガルドにおける戦術講義の実践訓練で相手役「アオトカゲくん&アオトカゲくんツヴァイ」として参加する。
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