亜種等
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「ヒマラヤタマアジサイ」の記事における「亜種等」の解説
ストリゴサ 亜種 H. aspera subsp. strigosa (Rehder) McClintock。中国に分布する。ヒマラヤタマアジサイに似るが、葉は細長く、短い毛が生える。中国語では「蝋蓮繍球」という。 サーゲンティアナ 亜種 H. aspera subsp. sargentiana (Rehder) McClintock。中国、ネパールに分布。装飾花は白からピンク色、両性花は数多く薄紫色。中国語で「紫彩繍球」。 ウィロサ かつては独立種 H. villosa Rehder とされていたが、近年では亜種アスペラ H. aspera subsp. aspera(オートニム)にウィロサグループとして含められる。中国、ネパールに分布する。花はタマアジサイに似るが、葉や装飾花は小型である。 タイワンゴトウヅル かつては独立種 H. kawakamii Hayata とされてきたが、近年では H. aspera に含められる。台湾に分布。花はタマアジサイに似る。装飾花は白く小型だが、両性花の塊は大きい。中国語では「蝶萼繍球」。 ストリゴサ サーゲンティアナ ウィロサ
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亜種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/21 01:45 UTC 版)
ヤマアジサイは分布域が広く、いくつかの亜種がある。なお、ヤマアジサイを種として認めない場合、これらはアジサイ Hydrangea macrophylla の亜種となる。 アマギアマチャ 亜種 H. serrata subsp. angustata (Franch. & Savatier) Kitam.。富士山・天城山周辺、静岡市梅ヶ島、箱根に自生する。花はすべて白く、葉はヤマアジサイより細い。生の葉は甘苦い。 エゾアジサイ 亜種 H. serrata subsp. yezoensis (Koidz.) Kitam.。ただし分子系統によると、ヤマアジサイよりアジサイ Hydrangea macrophylla に近縁である。東北地方・北陸地方・北海道、および朝鮮南部に分布する。高さ1–1.5メートルで、北海道のものは本州のものより大きい。花序は直径10–17センチ、普通青色や青紫色だが白・ピンク・ほとんど赤色のものもある。葉はヤマアジサイよりも大きく(10–17センチ)、ふちの鋸刃も鋭い。花期は5月中旬から6月中旬である。 シチダンカ 栽培品種 H. serrata cv. ‘prolifera’。萼が星型で重なっている。葉は卵形で、エゾアジサイに近い。 シチダンカは江戸時代から知られ、シーボルトが『フローラ・ヤポニカ』で報告していたが、文献に伝わるのみで発見例はなく絶滅した「幻のアジサイ」とされていた。1959年に六甲山でシチダンカと考えられる品種が発見され、その品種は H. serrata cv. ‘prolifera’ とされ、現在では「七段花」の名称で栽培、商品化もなされている。ただし、その後1993年に滋賀県で花型がシチダンカにより近い新品種が発見され、その品種は「東雲(しののめ)」と称して栽培、商品化がなされている。 ベニガク 変種 H. serrata f. rosalba (Van Houtte) Ohwi。南日本の山地にみられる。江戸時代から栽培されている品種である。装飾花は白色だが日光に当たると赤みを帯びる。葉は厚く楕円形で、秋に紅葉する。 エゾアジサイ シチダンカ
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