五領ヶ台貝塚とは? わかりやすく解説

五領ヶ台貝塚

名称: 五領ヶ台貝塚
ふりがな ごりょうがいだいかいづか
種別 史跡
種別2:
都道府県 神奈川県
市区町村 平塚市広川
管理団体
指定年月日 1972.07.29(昭和47.07.29)
指定基準 史1
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: S47-5-100五領ヶ台貝塚.txt: 相模川の一支流である金目川にのぞむ標高40メートル舌状台地緩斜面2か所にあり、東・西貝塚呼ばれている。
 貝塚範囲はあまり広くないが、主な貝類は、ダンベイキサゴ・ハマグリ・ウミニナなどであり、獣類ではイルカ大多数占め、クジラ・イノシシ・シカなど、魚類ではマダイ・クロダイ・サメ・スズキなどが知られ漁撈活動依存した生活状況を知ることができる。そのほか土器・石器骨角器などの出土も豊富である。この貝塚から発見され土器には、繩文時代中期勝坂式土器母体となった要素があり、五領ヶ台式土器命名され標準遺跡としての価値は高い。
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五領ヶ台貝塚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/09 06:36 UTC 版)

五領ヶ台公園
五領ヶ台
貝塚
位置

五領ヶ台貝塚(ごりょうがだいかいづか)は、神奈川県平塚市広川にある貝塚遺跡1972年(昭和47年)7月29日に、国の史跡に指定された[1][2]

概要

相模川の一支流である金目川にのぞむ標高約40メートルの舌状台地の緩斜面2か所にあり、東・西貝塚と呼ばれている[1]。貝塚の範囲はあまり広くないが、主な貝類は、ダンベイキサゴハマグリウミニナなどであり、獣類ではイルカが大多数を占め、クジライノシシシカなど、魚類ではマダイクロダイサメスズキなどが知られ、漁撈活動に依存した生活状況を知ることができる[1]。そのほか土器石器骨角器などの出土も豊富である。この貝塚から発見された土器には、縄文時代中期の勝坂式土器の母体となった諸要素があり、五領ヶ台式土器と命名され、標式遺跡としての価値は高い[1]

出典

  1. ^ a b c d 国指定文化財等データベース”. kunishitei.bunka.go.jp. 2020年11月13日閲覧。
  2. ^ 五領ヶ台貝塚(平塚市)

座標: 北緯35度21分15.5秒 東経139度18分02.5秒 / 北緯35.354306度 東経139.300694度 / 35.354306; 139.300694




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