ヴァルファバラハリアン八騎将
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 03:49 UTC 版)
「みつめてナイト」の記事における「ヴァルファバラハリアン八騎将」の解説
プロキアに雇われ、主人公の属するドルファン軍に戦いを挑んでくる傭兵騎士団の中でも団長を含めた隊長格八人の精鋭たち。 セイル・ネクセラリア 声 - 林延年(現・神奈延年) 通称「疾風のネクセラリア」。武器は槍。ヤングとは旧友であった。寡黙なヤングと違って社交的で活発な性格であり、クレアの心を掴み恋人同士となるが、なぜかクレアを捨て、ヴァルファに身を投じる。約10年ぶりに戦場で再会したヤングと、一騎討ちになり勝利。主人公の最初の一騎討ちの相手で、HPが全勝負キャラクター中最小だが、これはヤングとの戦いで傷を負っていたためである(ただし主人公は初期状態であることが多いため、十分強敵になり得る)。 “疾風”の二つ名の由来は戦場を疾風のごとく駆け抜ける姿から来たもので、その二つ名が示すとおり、プレイ初期としては動きが素早い。必殺技を含めた攻撃を、こちらが攻撃しながら防御で防ぐのは大変難しく、勝つには必殺技を受けきれるだけのHP(体調)を十分に備えておく必要がある、 バルドー・ボランキオ 声 - 江川央生 通称「不動のボランキオ」。武器は斧。直立不動の戦いを得意とすることから、“不動”の二つ名を持っている。妻と娘がいたが、二人とも流行り病で亡くしている。妻子の後を追って自害しようとしたができず、戦いの中で死ぬことを望むようになる。そのため、常に殿軍を買って出て、そのたびに生き残ったことが“不動”の二つ名を得た由来となった。 ルシアから想いを寄せられているが、ボランキオ自身は亡き妻と娘を愛しているため、一顧だにしていない。 セイルとは打って変わって行動が遅い。正騎士を目指すつもりで育成しているならば、こちらが攻撃しつつ防御を挟み、相手の攻撃を受け止められる。 ルシア・ライナノール 声 - 今井由香 通称「氷炎のライナノール」。武器は二刀流の剣。ボランキオのことを愛しており、主人公がボランキオとの一騎討ちにて勝利していた場合、仇を討つためにヴァルファバラハリアンを半ば強引に出奔、主人公に対し一騎討ちを申し込みに来る。 氷のごとき冷静さと炎のごとき闘志という二面性を強く持つことが“氷炎”の二つ名の由来となったが、それを更に裏付けるような要素として、冷気をまとわせた一方の剣で斬りつけながら動きを封じ、もう一方の剣にまとわせた炎で斬りつける必殺技を持つ。やや素早く、主人公がしっかりと素早さを上げておかないと先手を取られやすい。 スパン・コーキルネィファ 声 - 新山志保 通称「迅雷のコーキルネィファ」。武器は電気ニードル。八騎将の中で最年少で、好戦的かつ堪え性の無い性格。命令違反の常習者で、命令違反の度にキリングの怒りを買っても反省は一切しないなど、八騎将の中で最も指揮官に向いていない性格をした人物。 “迅雷”の二つ名に違わず、ネクセラリア以上の高い敏捷性を活かした手数の多さで攻撃する。通常攻撃は大したダメージではないが、必殺技が強いので注意。 設定年齢は16歳であるが、サリシュアンはゲーム開始時点で15歳のため、本来は最年少とは言えない。 キリング・ミーヒルビス 声 - 青野武 通称「幽鬼のミーヒルビス」。武器は大鎌。ヴァルファバラハリアン副団長で、八騎将最年長の参謀格。ゼールビスを甥にもつ知将で、ヴォルフガリオに昔から仕えている忠臣でもある。 盲目であり、常に目を閉じているが、これは過去のシベリア出征の際に負った怪我が原因で失明したことによるもの。素早さはバルドー並に遅く、戦う時期的にもキリングの攻撃を防御で受け流すのは容易い。 ミハエル・ゼールビス 声 - ??? 通称「血煙のゼールビス」。元テロリストであり、単独での破壊活動が主任務。上述のキリングの甥であるが、ネクセラリアをはじめとした血の気が多い軍人気質の八騎将の中では浮いており、現在はヴァルファバラハリアンを脱退し、姿を消している。 あるヒロインを攻略することで、その終盤に初めてその姿を見せる。 デュノス・ヴォルフガリオ 声 - 郷里大輔 通称「破滅のヴォルフガリオ」。武器は大剣。ヴァルファバラハリアン団長。ドルファン王国に並々ならぬ敵意を抱いている。常に鉄仮面をつけており、その素顔を知るものは少ない。 通常はその鉄仮面を着けた状態で「戦争における最後の敵」として登場するが、あるヒロインの攻略途上にある必須・個別イベント時のみ、素顔を晒した状態で対決する事となる。 戦闘では、キリング程ではないが行動は遅め。先手で攻撃しつつ、デュノスの攻撃は防御で受け流していれば問題ない。 サリシュアン 声 - ??? 通称「隠密のサリシュアン」。武器はレイピア。ヴォルフガリオの娘。姓が重複するために母の旧姓を名乗っている。隠密の二つ名が示す通り、諜報活動を主任務にしており、ヴァルファバラハリアン内でも素性を知る者は少ない。本編ではいち早くドルファン王国に潜入して諜報活動をしているが、あるヒロインを攻略すると最後の敵として登場する。 スパン以上に素早く、必殺技も強い。こちらがもたついていると何度も攻撃を受けるので注意。防御を挟むのは難しいので、セイル同様攻撃を受け止めきれるだけのHPが必要。
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