ワールドWaveトゥナイト
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「ワールドWave」の記事における「ワールドWaveトゥナイト」の解説
平日22:00-22:50 BS再編によりエンターテイメントを重視するBSプレミアムに対して、国際情報発信波としての役割を強化したBS1の象徴的な番組である。日本の1日の締めくくりに、全世界のNHK特派員・総局・支局と多元生中継を結び、世界の今日1日の出来事を徹底的に検証し、明日へつながる情報を提供する。旧「きょうの世界」。気になるニュースを更に深く掘り下げる特集の「The Focus」、その日一日の世界のニュースをコンパクトに伝える「日刊ワールドWave」、NHKの海外支局が取材したレポートを放送する「News Cafe」(火-金。月曜は海外のスポーツ情報を伝えるスポーツコーナー)で編成されている。このうち、「News Cafe」はホームページ内での動画配信を行っている。 2012年4月2日からはNHKワールド・プレミアムでも23:25-翌0:15に時差放送を開始。2013年度は5分繰り上がって23:20-翌0:10に変更されるのと同時にノンスクランブル放送の対象番組となる。日本国内でBS1とNHKワールド・プレミアムのノンスクランブル放送を両方受信している世帯では、実質リピート放送で視聴できることになる。なお、2012年4月6日のスペシャルでは22:00-23:50にBS1と同時放送を行う(22:50-23:00のNHK BSニュースを挿む)。 祝日・お盆と年末年始、オリンピック期間中(夏・冬とも)は休止だが次のような例外がある。2011年9月11日は日曜日だが、アメリカ同時多発テロ事件から10周年を迎えるに当たり、テロと戦争、そしてそこからの復興や民主化政策が進む中東をテーマに、ニューヨーク支局やグラウンド・ゼロ(追悼会)との中継を結んでの特別番組「ワールドWaveトゥナイトスペシャル・9・11追悼式典」として22:10-23:50に放送。 2011年11月3日は祝日だが、ギリシャの経済不安を受けて行われたヨーロッパ連合による会議(G20)の解説で、通常と同じ時間帯に放送が行われた。 リビア・カダフィ大佐殺害を受けて、臨時に2011年10月21日1:00-1:50(20日深夜)にこの番組の体裁を活かした特別番組を行った。 2011年12月19日の金正日死去を受けて、17:00-18:00の「ほっと@アジア」を休止して臨時にこの番組の体裁を生かした特番を実施したほか、この日の「トゥナイト」も23:50まで拡大放送(地球テレビ エル・ムンド休止)とした。 2012年1月4日の22:55-23:50には総合テレビでも特別放送された(BS1で当日に放送されたものの再放送ではなく、リレー放送)。アンカーには河野憲治と鎌倉千秋と「Bizスポ」の総合司会である飯田香織も加わった。黒木奈々は出演しなかった。 2012年11月2日はアメリカ合衆国大統領選挙についての特集を編成するため、BSでのレギュラー放送に続いて22:55-23:40に総合テレビで特別リレー放送された。2012年1月同様、「Bizプラス」キャスターの飯田も出演。(Bizプラスは休止、Sportsプラスは23:40-23:50に変更して放送) 2012年12月16日の衆議院議員総選挙開催日、BS1では大規模な選挙速報をしなかった(デジタル放送の完全移行により、それは地上波<総合テレビ・ラジオ第1放送・FM放送=ラジオは当日20時-翌日5時まで原則サイマル>に統合。ただし、L字型画面に準じたスタイルで画面下に地上波と同じフォーマットで当選確実者と獲得議席数の速報テロップを表示)ため、23時-17日の0:55まで、当番組のフォーマットを生かしたスピンオフ企画として世界の情勢という観点から見た衆院選の討論会を開催した。但し黒木は欠席で、コメンテーターとして島田敏男(NHK解説員・政治)が出演した。 2012年12月19日は大韓民国大統領選挙報道(これは前座の20時-21:50に「BS1スペシャル」から行われている)を行ったため、23:40まで時間枠を拡大した(エル・ムンド休止)。23時以後は鎌倉・黒木の女性コンビが進行を勤めた。 2013年1月4日は「新春スペシャル・時代の開拓者たち」と題し、2時間(途中22:50-23:00 BSニュース)の特番を行う。ゲストは藤原帰一(東京大学教授)とサヘル・ローズ(タレント)。 NHKプロ野球などスポーツの生中継が長引いた場合、スポーツ中継を臨時チャンネル(Ch.102)に移動させ、本番組は通常通りCh.101で放送する。
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