ロードゲイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/20 03:49 UTC 版)
ロードゲイルLORD GALE番号 BZ-011FZ-007(フューザーズ) 所属 ネオゼネバス帝国チーム・サベージハンマー⇒リヒタースケール(フューザーズ) 分類 ガーゴイル型 全長 11.5m 全高 10.8m 重量 45.0t 最高速度 M2.5 乗員人数 1名 武装装備 ヘルズファングエクスシザース×2マグネイズスピア×2エクスクロー×2マグネクロー×2マグネイズテイルエクス2連キャノン 使用ブロック ゾイドコアブロック×2陸ブロック×3空ブロック×2 得意技 バイドラッシング 主な搭乗者 インギ(ZOIDS惑星Zi)バートン(フューザーズ) アドバンスドキメラと呼ばれる第二世代キメラであり、キメラブロックス初の有人機。ネオゼネバスに存在した試作ブロックスゾイドとフライシザースからデモンズヘッドまでの第一世代キメラの遺伝子の優れた形質をかけ合わせて作られた。コントロールできる数こそダークスパイナーに及ばないものの、それまで運用中に暴走し野性ゾイドや味方にまで被害を及ぼすことが少なくなかった無人キメラをパイロットの技量次第で最大5体、または1体で10~30機統率し、操る役割を持つ。本体も格闘戦に秀でた高い戦闘力を持つが、一方でキメラ制御信号の出力は弱く、前線で運用される。エースパイロットでなければ乗りこなすことが困難な機体である。 武装・装備 ヘルズファング ロードゲイルの牙部。電磁牙となっており、噛みついた敵の機能をかく乱させる事が可能。 エクスシザース ロードゲイルの右腕に装備する。フライシザースから引き継いだ装備。 バイドラッシングはこれによって敵機を捕縛し、マグネイズスピアによって突き刺す攻撃法である。 マグネイズスピア デモンズヘッドから引き継がれた装備。磁力によって高速回転し、ライガーゼロの装甲をも貫通可能。 エクスクロー 肩部に装備される。飛行中の敵機に対してすれ違い様に使用し、切り裂く攻撃が可能。 マグネクロー ロードゲイルの脚部に装備される爪。 マグネイズテイル ロードゲイルの尾部。一振りで小型ゾイドを吹き飛ばす事が可能。 エクス2連キャノン 右腕のエクスシザース基部上面の装備で、媒体によっては火器として扱われる。 作中の活躍 バトルストーリー ZAC2107年のキマイラ要塞の戦いでは、突入してきたライガーゼロフェニックスと交戦。無人キメラを攻略するため、ディアントラーやシュトルヒとともに撃破された。 アニメ 『ゾイドフューザーズ』では第1話から登場。パイロットはチーム・サベージハンマーのバートンで、主に悪役として描かれた。同作ではキメラブロックスとの関連性は特に無いとされている。終盤のエメラルドハーバー襲撃ではキメラユニットのシザーストームとレーザーストームを率いているが、これはロードゲイルのキメラ統率機能ではなく、ストームらにリヒタースケールによってプログラムされた戦術AIによる行動で動いていると思われる。 漫画 『ZOIDS惑星Zi』ではインギ、エーマなどの敵幹部が搭乗する機体として2度に亘って登場。初登場ではインギの操縦によりマグネイズスピアから光線を発射し島を真っ二つに粉砕。更には無数のキメラを操りメイの故郷の町を襲撃するも、マトリクスドラゴンとの戦闘に敗れる。最終決戦では敵の本拠地「デビルノース」の空中要塞にて物語の黒幕・エーマの乗機として進化型(外観上はシェルカーンやディアントラーのパーツが追加されたほか、マグネイズスピアが4本に増量している)が登場し、クーゴの駆るマトリクスドラゴンと一騎討ちを挑んだ。 ゲーム 家庭用ゲームソフトZOIDS SAGA シリーズでは、フライシザースとデモンズヘッドのユニゾン形態とされているが、実際はこれだけではパーツが足りない。ユニゾン形態と設定されているのもサーガシリーズとインフィニティシリーズのみである。 得意技「バイドラッシング」はエクスシザースで捕獲した敵をマグネイズスピアで貫く攻撃だが、インフィニティやZOIDS VS.シリーズではマグネイズスピアから自機の周囲に電撃を放つ攻撃になっている。
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