レッスルキングダムV in 東京ドーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 07:09 UTC 版)
「レッスルキングダム (プロレス興行)」の記事における「レッスルキングダムV in 東京ドーム」の解説
今回の大会で、数えること20回目を迎えた新春恒例東京ドーム大会。前年のG1 CLIMAXにおいて新日本に復帰した小島が史上初となる新日本所属外選手として優勝を果たし、立て続けにIWGPヘビー級王座を奪取。新日本所属選手が負け尽くす中、“新日本プロレスのエース”として棚橋が名乗りを上げ、2年振りに東京ドーム大会のメインイベントに抜擢される。セミファイナルでは昨年11月の試合でテーブルブレーンバスターを喰らい、頚椎に負傷を負った真壁が原因の根源ともいえるZERO1の田中とリベンジマッチを敢行した。さらにDDTプロレスリングから飯伏幸太が初参戦し、プリンス・デヴィットが保持するIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦。12月の愛知大会に突如として乱入した鈴木みのるが永田と、11月より復帰を果たした天山が飯塚高史とのシングルマッチが組まれ、因縁の対決が実現した。昨年、テーマの主軸に置かれたプロレスリング・ノア(NOAH)との対抗戦では、海外武者修行から一時帰国した岡田かずちかが後藤とのタッグで2010年度プロレス大賞MVPに輝いた杉浦、高山と対戦、中邑は潮崎との対決が決定した。アメリカTNAからは、ビアマネー・インクのジェームズ・ストームとロバート・ルードがIWGPタッグ王座に挑戦を表明し、日墨マッスルオーケストラ(中西学、ストロングマン組)を含めた3WAYマッチで激突。ロブ・ヴァン・ダム、ジェフ・ハーディーが新日本初参戦を果たした。CMLLからはラ・ソンブラ、マスカラ・ドラダ、エクトール・ガルサらトップルチャドールが参戦し、次期シリーズの前哨戦として観客を熱狂させた。このようにダーク・マッチを含めると全13試合が組まれ、20周年に相応しい豪華絢爛なカードとなった。第6試合終了後の休憩時間に新日本プロレスアメリカ遠征が発表され、国内に止まらず海外に進出することを示唆した。 第0-1試合 20分1本勝負 ■ ワールド・プロレスリング インタープロモーショナルマッチ ○井上亘タイガーマスクタマ・トンガ本間朋晃 07分33秒スピアー・オブ・ジャスティス→片エビ固め 高橋裕二郎石井智宏外道●邪道 第0-2試合 20分1本勝負 ■ ワールド・プロレスリング インビテーションマッチ 金本浩二○田口隆祐 08分04秒どどん →エビ固め ケニー・オメガタイチ● 第1試合 60分1本勝負 ■ IWGPタッグ選手権試合 3WAYマッチ ○ジャイアント・バーナードカール・アンダーソン(第57代王者組) 08分36秒ガンスタン→片エビ固め ジェームズ・ストームロバート・ルード●(挑戦者組) ※BAD INTENTIONSが4度目の防衛に成功。もう一組は日墨マッスルオーケストラ(中西学&ストロングマン) 第2試合 30分1本勝負 ■ ROAD TO FANTASTICAMANIA ●獣神サンダー・ライガーエクトール・ガルサ 07分42秒片エビ固め ラ・ソンブラ○マスカラ・ドラダ 第3試合 無制限1本勝負 ■ DEEP SLEEP TO LOSE ○天山広吉 11分13秒アナコンダクロス 飯塚高史● ※試合の決着は絞め技等により相手を失神させた場合のみ有効。フォール、ギブアップ、リングアウトによる決着は無し。反則は通常ルール 第4試合 30分1本勝負 ■ NJPW-TNA Greatest Showcase ハードコアマッチルール ○ロブ・ヴァン・ダム 11分28秒ファイブスターフロッグスプラッシュ→片エビ固め 矢野通● ※あらゆる凶器の使用を認め、場外カウントは無しとする 第5試合 30分1本勝負 ■ NO JUSTICE, NO LIFE ○永田裕志 16分15秒バックドロップホールド 鈴木みのる● 第6試合 60分1本勝負 ■ IWGPジュニアヘビー級選手権試合 ○プリンス・デヴィット(第60代王者) 16分22秒雪崩式ブラディサンデー→片エビ固め 飯伏幸太●(挑戦者) ※デヴィットが4度目の防衛に成功 第7試合 30分1本勝負 ■ NJPW vs NOAH Battle Combustion I 後藤洋央紀●岡田かずちか 12分08秒エベレストジャーマン 杉浦貴高山善廣○ 第8試合 60分1本勝負 ■ TNA世界ヘビー級選手権試合 ○ジェフ・ハーディー(王者) 11分04秒スワントーンボム→片エビ固め 内藤哲也●(挑戦者) ※ハーディーが3度目の防衛に成功 第9試合 30分1本勝負 ■ NJPW vs NOAH Battle Combustion II ○中邑真輔 14分17秒ボマイェ→片エビ固め 潮崎豪● 第10試合 30分1本勝負 ■ The Absolute Exhaust ○真壁刀義 12分46秒キングコング・ニードロップ→片エビ固め 田中将斗● 第11試合 60分1本勝負 ■ IWGPヘビー級選手権試合 ●小島聡(第55代王者) 21分57秒ハイフライフロー→片エビ固め 棚橋弘至○(挑戦者) ※棚橋が第56代王者となる
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