モーブ特別区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 17:15 UTC 版)
「バトルスピリッツ 赫盟のガレット」の記事における「モーブ特別区」の解説
ルシアン・パークス(Lucian Parx) 声 - 増元拓也 ヴァルトの父親。モーブ特別区の統治者でモーブ最高のカードバトラー。ザイファーとは過去何度もバトルをしてきた仲。 モーブ特別区からのモーブ解放を目指して、普段使わない「異魔神ブレイヴ」主体のデッキで意表をつくという準備をし、その解放の承認を賭けて統一政府側の代表であるザイファーとバトルを行う。しかし、ザイファーのデッキは自分のデッキを完璧に対策していたものだった。ゆえに敗北後、相手の不正とその調査を主張するが、その姿は観客だった人間と魔族には「いさぎよく敗北を認めない見苦しい姿」に映ってしまう。激怒した観客とルシアンを守ろうとするモーブ達の乱闘に発展してしまい、ルシアンはザイファーから逃げるよう言われた直後、何者かに刺されて死亡してしまった。 2976年生まれで3026年に死亡。 実は後の息子ヴァルトと同じように武力蜂起に走ろうと考えた時期もあったが、親友であるアバレスに諫められ「バトスピにはもっと大きな力がある」と言われた過去があった。 ロベス・ティエイル 声 - 子安武人 モーブ独立を目指し、統一政府に対して蜂起したヴァルトに付き従う参謀役の男。統一政府に対して強硬的な姿勢を崩さない。 2年後にはモーブの代表となったヴァルトやモルガンに「大人の駆け引き」について教えているらしいが、統一政府側との和平交渉の様子からも、その内容は交渉どころか強大な力を後ろ盾にした恫喝も同然となっており、徒に統一政府側を刺激する事態となっている。 実際は、2年を経て統一政府と交渉を続ける日々の中で「金は誰のことも差別しない」「財力こそ社会そのものであり、モーブには財力が必要」という結論に至っており、ヴァルトを離反し密かにレオニードと密通。統一政府とモーブの膠着状態を維持することで自分達に資金援助がされる仕組みを作り、市井の人間とモーブ達が憎しみ争いあう裏で、財をなしていくことを考えた。その過程でモーブ全てを救おうとするヴァルトを抹殺しようとするが、その裏切りはスノウに見抜かれており反乱は失敗。ヴァルトの慈悲による恩赦をかけたバトルでも敗北し、拘束された。 バトルでは、かつてのヴァルトのものと似た赤デッキを使用。ヴァルトが使うデッキ破棄への対策をしており、「フューリー・ゴレム」を切り札として用いる。 ベリオ・プレブス 声 - 田中健大 ヴァルト総帥の部下。魔族の姿をしたモーブの男。モーブを殺すことに迷いがない人間や魔族に強い憎しみを持つ。 モーブの武装蜂起の2年後、モーブと人間の銃撃戦でモーブ側が13名死亡したにも関わらず、統一政府側に対してエネルギー供給の一次停止と声明発表という抑えめの報復しかしないヴァルトにいらだち抗議し、アルス・グリンホルンを見せしめとして処刑しようとヴァルトに訴えるが「これからの世界を導くべきモーブが、愚かな人間の真似をすることは許さない」と拒否される。ついには独断でアルスを処刑しようとしたが、ヴァルトに見つかり失敗。武力を使おうとしないヴァルトを非難したが、その武力の象徴である銃を用いてベリオ自身が処刑されかけるという罰を受けた上で拘束された。 レイター 声 - 下川涼 ヴァルト総帥の部下。青髪の男。ベリオ・プレブスに賛同しアルスを処刑しようとするも失敗し拘束された。 ラトーレ 声 - いなせあおい ヴァルト総帥の部下。茶髪の女性。ベリオ・プレブスに賛同しアルスを処刑しようとするも失敗し拘束された。
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