第三の種 モーブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 17:15 UTC 版)
「バトルスピリッツ 赫盟のガレット」の記事における「第三の種 モーブ」の解説
西暦2651年に人類と異界魔族は統一政府を樹立。2661年に魔族殲滅を狙う「人類至上戦線カーディナル・サイン」との戦いを乗り越えて、「争いごとはバトルスピリッツで決める」という手法の元、人類と魔族は協調の道を歩んでいた。 だが数世紀経ったある日を境に、「紫の血」を持つ者達が人間・魔族を問わず多数生まれてくるという異常が起きた。彼らは、人間と魔族を超える暗記力や計算力、つまり「バトルスピリッツでの強さ」に直結する優れた頭脳を併せ持っていた。統一政府は、紫の血を持つ未知の存在である彼らを「モーブ」と名付け、モーブの安全が確認できる日までモーブを「モーブ特別区」に隔離。 そうして約2世紀半が経過した31世紀。統一政府は大きな戦いがない平和と志を持たない者達ゆえに腐敗が始まり、一方でモーブ達は特別区に閉じ込められたまま人々や魔族から怖がられて抑圧される環境に不満を抱いていた。3026年、モーブの代表であるルシアン・パークスが、統一政府に「モーブの解放」をかけてバトルに挑む日の朝。モーブと人々が互いを対等に認め合う世界を目指すガレット・レヴォはルシアンのバトルを観戦すべく、そのバトルについてきな臭い情報が水面下で多数流れる中、生まれ故郷の未開発エリアバニラを離れ統一政府の元に向かう。 その夜、ルシアンは普段使わないデッキで意表をつきつつも正々堂々バトルに挑んだが、対戦相手であるザイファーの使うデッキは自分のデッキを完璧に対策したものであり、惨敗を喫す。「自分のデッキ内容が対戦相手に流出していた」と不正を訴えるルシアンだったが、人々には「苦し紛れの言い訳」に映り、乱闘が起きてルシアンは何者かに刺殺されてしまった。その光景を見ていたガレットと、ルシアンの息子ヴァルトはショックを受けるが、その直後になぜか二人は意識がマザーコアとつながりコアの光主に選ばれた。
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