モーフード隊がマーサー隊を圧倒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/31 08:10 UTC 版)
「プリンストンの戦い」の記事における「モーフード隊がマーサー隊を圧倒」の解説
モーフードはその軽歩兵にマーサー隊の動きを遅らせるように命ずる一方で、他の部隊を指揮していた。イギリス隊の軽歩兵が現れたとき、マーサー隊はウィリアム・クラークの果樹園を歩いていた。イギリス隊軽歩兵の一斉射撃が効果を与えられず、マーサーは自隊を回して戦闘線を敷かせる時間ができた。マーサー隊が前進してイギリス隊軽歩兵を押し返した。大陸軍は果樹園の上端にあった塀の陰に陣地を占めた。しかし、モーフードはその歩兵と砲兵隊を繰り出した。大陸軍の砲手がまず発砲し、それから約10分間、勢力で勝る大陸軍歩兵がイギリス兵と銃火を交わした。しかし大陸軍兵の多くはマスケット銃よりも弾填めに時間の掛かるライフル銃を持っていた。モーフードが銃剣突撃を命じ、大陸軍兵の多くは銃剣を装着できないライフル銃を持っていたために、圧倒されてしまった。大陸軍の大砲2門が捕獲され、イギリス隊はそれを逃げる大陸軍兵に向け直した。マーサーがイギリス兵に包囲され、イギリス兵は「降伏しろ、反乱者のやつめ!」と叫んだ。イギリス兵はワシントンを捕まえたのだと考え、銃剣でマーサーを突き、マスケット銃でその頭を殴り、死にゆくままにさせた。マーサーの副指揮官だったジョン・ハスレット大佐は頭を撃たれて戦死した。
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