メジャーデビュー後の活動
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「ジェシー・ハリス」の記事における「メジャーデビュー後の活動」の解説
2001年 - 2010年 2001年までに、自主レーベル「ビーン・レコード」からジェシー・ハリス&ザ・フェルディナンドス名義でアルバムを3枚リリースしていたが、グラミー受賞後の2003年にはメジャー・レーベル「ブルー・サム・レコード」からアルバム「シークレット・サン」をリリースしてメジャーデビュー。 2005年にヴァン・ダイク・パークス等が参加した『ホワイル・ザ・ミュージック・ラスツ』をリリースしたのち、2006年には再び自らのレーベル「シークレット・サン・レコード」を立ち上げ、初めてソロ名義(ジェシー・ハリス)でアルバム『ミネラル』をリリースした。 2007年発売の『フィール』はブラジル音楽の要素も強く取り入れた作品で、のちにアトムス・フォー・ピース(Atoms for Peace)のメンバーとなるブラジル人パーカッショニスト、マウロ・レフォスコも参加。 2008年発売の『ウォッチング・ザ・スカイ』はテリー・マニング(Terry Manning)との共同プロデュース。一部の楽曲は当時マニングが所有していた、クリス・ブラックウェル設立のスタジオ「コンパス・ポイント」(バハマ)での録音。次作『スルー・ザ・ナイト』(2010年)では全曲が同スタジオで録音された。(なお、2010年9月にスタジオは閉鎖状態になっている。) 2009年3月25日にはレイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマンに出演、ノラ・ジョーンズらと共に"It Will Stay With Us"を披露した。 2010年『スルー・ザ・ナイト』発売。また同年、初めての全編インストゥルメンタルのアルバム『コスモ』をジョン・ゾーンのレーベル「ツァディック Tzadik」から発表した。その後、ジョン・ゾーンのソングス・プロジェクト(2013年-)にもボーカルとしてツアーに参加した。 2011年 - 2022年 2011年には、ニューヨークで行われた東日本大震災の被災者支援のためのチャリティーライブに出演。さらに8月には、アマンダ・ブレッカーの日本ツアーにギタリストとして同行した。 2012年6月に全編ブラジル録音のアルバム『サブ・ローサ』の発売に先行して来日ツアー(12ヶ所)を行った。また11月から行われたノラ・ジョーンズの南米ツアーに同行した。 2013年5月にジョン・ゾーンの「ソング・プロジェクト(マーク・リボー、マイク・パットン、ジョン・メデスキら参加)」でヨーロッパ・ツアーを行った。その直後。ヴィニシウス・カントゥアリア(英語版)とダヂと共にトリオ・エストランジェイロス(=“異邦人”の意)として、来日公演を行った。『ボーン・アウェイ』の発売に先立ち、各所でインストアライブも行った。11月に再び来日し、ポール・ステュワートの75周年記念パーティ等に出席。また、女性シンガーソングライターのマーガレット・グラスピー(英語版)らと新ユニット Sim Sim を組んで活動することを発表。 2014年もジョン・ゾーンのソング・プロジェクトに引き続き参加。ジュリアン・ラージ(英語版)やアンソニー・ウィルソン(英語版)、ペトラ・ヘイデン(英語版)との共演ライブも行う。また9月発売のブラジル人女性シンガー、チエ(Tiê)のアルバムをプロデュースした。 2014年6月27日全米公開の映画「ゼイ・ケイム・トゥゲザー(原題)」(エイミー・ポーラー、ポール・ラッド主演)では、ノラ・ジョーンズが歌う挿入歌"It Was The Last Thing On Your Mind"の演奏シーンに出演。 2015年1月下旬にメキシコツアーを行う。2月10日にブルックリンの2人組インストゥルメンタル・バンド、スター・ローバーとの共演アルバム『ノー・ロング・ノー・ライト』を発売。 次作以降も、スター・ローバーとのアルバムの制作が続く。3月18日発売の原田知世のアルバム『恋愛小説』ではDon't Know Whyのカバーにコーラスとして参加。3月19日にはサウス・バイ・サウスウエストに出演、3月下旬にはブラジルツアーを行う。5月にはクラウドファンディングによって実現した来日ツアー。8月にロンドンでデヴィッド・バーンがキュレーターを務めたメルトダウン・フェスティバル(英語版) に、ペトラ・ヘイデンのバックバンドとして出演。ペトラの新作アルバムもプロデュースしているほか、ソフィー・オースター(英語版)のアルバムもプロデュースする。 2016年、ペトラ・ヘイデンとの共演アルバム『シームド・ライク・ア・グッド・アイデア』を発売。ペトラ・ヘイデン・シングス・ジェシー・ハリス名義。来日ツアーも行った。 2018年8月にデュオ「ワンス・ブルー」時代のライブ・アルバム『ライブ1996』が発売。9月には通算15作目のアルバム『アクアレル』が発売となる。12月に来日公演。 2019年2月13日放送のベストヒットUSA(BS朝日)にゲスト出演。 2019年11月15日、16作目のアルバム『ソングス・ネバー・サング』をデジタル配信リリース。11月20日~21日にマヤ・ホークの来日公演にサポートとして同行。 2020年5月1日、オンラインでの開催となったジャズ・フェスティバル「JAZZ AUDITORIA in WATERRAS」に参加(公式サイトでアーカイブ配信)。8月にジョン・ゾーン-ジェシー・ハリスとして『ソングス・フォー・ペトラ』を発売。9月4日、マーク・ボラン&T・レックスのトリビュート・アルバム『AngelHeaded Hipster: The Songs of Marc Bolan and T. Rex』に「Great Horse」で参加。9月18日に17枚目のアルバム『エヴァーラスティング・デイ』をデジタル配信リリースした(日本盤はInpartmaintからCD発売)。 2021年、6月11日にシングル『News & Coffee』を配信リリース。8月20日(日本では9月10日)、ヴィニシウス・カントゥアリアとのコンビ名義でアルバム『Surpresa』を発売。 2022年、3月にインストバンドCosmoとして配信シングルをリリース。4月28日にオンライン配信されたノラ・ジョーンズの『Come Away With Me』20周年盤リリース記念ライブに出演。6月24日にCosmoのアルバム『バット・ウェン?』を発売予定(日本盤はInpartmaintからCD化)。同30日、「痛いほど君が好きなのに(The Hottest State、2006年)」のLPレコードを発売予定。
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