フランス委任統治領シリアとは? わかりやすく解説

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フランス委任統治領シリア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/05 03:18 UTC 版)

フランス委任統治領シリア(フランスいにんとうちりょうシリア、アラビア語انتداب فرنسي على سورياフランス語Mandat français en Syrie)は、第一次世界大戦の結果1920年8月10日に締結されたセーヴル条約によりオスマン帝国からフランスの委任統治下にはいった領土である。当初はほぼ現在のシリア・アラブ共和国レバノン共和国及びトルコ共和国ハタイ県を合わせた地域であった。


注釈

  1. ^ イギリスにとってもスエズ運河およびイラク油田の権益確保はこの地域における重要事項であった[5]
  2. ^ レバノンのフランス委任統治、ドルーズ地区の自治、ベカー地区への中立地帯の設置、フランスによるアラブ政府の外交権の代行等が条件とされた[11]
  3. ^ フランスはシリア及びレバノンが、イギリスはイラク、パレスチナ及びトランス・ヨルダンが委任統治範囲となった[12][13]

出典

  1. ^ a b 小串 (1985)、p.34
  2. ^ 小串 (1985)、p.31
  3. ^ 小串 (1985)、pp.34-35
  4. ^ 小串 (1985)、p.35
  5. ^ a b 小串 (1985)、p.36
  6. ^ 小串 (1985)、pp.36-37
  7. ^ 山上 (2010)、pp.201-202
  8. ^ a b c 小串 (1985)、p.37
  9. ^ 小串 (1985)、pp.37-38
  10. ^ a b c d e 小串 (1985)、p.38
  11. ^ 小串 (1985)、pp.38-39
  12. ^ a b c d e f g 小串 (1985)、p.39
  13. ^ a b c 山上 (2010)、p.206
  14. ^ a b c 小串 (1985)、p.40
  15. ^ a b 小串 (1985)、p.68
  16. ^ シリアで戦闘再開、英軍がベイルート突入(『朝日新聞』昭和16年7月11日)『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p390 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年


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