フォルテッシモ軍関係者
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メイ・ヴィブラホン レスタンティの通うピアニッシモ星立学校第VII号中等部の生物学女性教師であり担任。教師はハーウィンのお嫁さん探し、通称デビルフィッシュ計画の一環としてレスタンティの調査の為に派遣されたからで、実際は新生フォルテッシモ軍の中尉。 スタイル抜群のブロンド美女でウルガイバを慕っている。以前はウルガイバの助手をしていた。 ハーウィンとキャンサーの協力によって行われたフォルテッシモ星系解放作戦後、レスタンティのお目付け役兼護衛となった。 技術士官なので荒事に慣れておらず、エレベーターの扉が壊れる轟音を銃声と勘違いして気絶してしまったことがある。 アルマイン・トライアングル ビルと同年代の貴公子然とした凛々しい顔立ちと褐色の肌を持つ男。階級は少佐、元諜報部のエース。ビルには自身の事をアリーと呼ばせているが、時折ワトソン君と呼び方が変わる。なお、その場合にアルマインはビルの事をホームズと呼び返す。 表向きはアルゴ帝国の軍人だが、実は新生フォルテッシモ軍に所属する。 事あるごとにスタッカート兄妹に振り回されている。 メイにふられた過去を持つ。複数の女性と交際しており、一人は長い黒髪の美女。 ギュロイ・アンダンテ 新生フォルテッシモ軍の元帥。スキンヘッドの大柄な人物。 ハーウィンの協力を得る為ならビルを人質にとっての強要策や洗脳やロボトミー手術なども厭わない。20億のフォルテッシモ人の為にレスタンティ一人の為の安っぽいヒューマニズムにはかまけていられないと豪語する。だがその案はウルガイバを筆頭とした研究チームに反対され、レスタンティがハーウィンとのお付き合いを快諾した事により消失した。 40年、雌伏と屈辱と忍耐を味わいながら新生フォルテッシモ軍を率いてきた。ハーウィンを利用して解放作戦を行ったが、人間と異なる宇宙人の力をあてにはしていない。 後に大統領と元帥を兼任する。 ウルガイバ・ギタリスティ 教授。 ハーウィンとのコンタクトを果たし、軍事同盟を立案し、20年ものあいだ研究チームを率いてきた新生フォルテッシモ軍の立役者。フォルテッシモ軍最高の頭脳の持ち主。 顔をマイクロチップやコードなど多くの機械で覆い、背中には鋭い金属板が背びれのように並ぶ。これは人間の記憶能力の限界を超えて科学者として職務を努める為に脳領域の一部気を機械化して、外部記憶装置を増設していった結果である。背中の金属板は放熱板。 本人も不気味な面構えだと自覚している。帝国の圧政下では機械化のパーツが不足して、闇商人を通じて入手したジャンクパーツを繋ぎ合わせるしかなかったので、仕方なく不気味になってしまったとは本人談。 メイからは科学者の鑑であり本当の勇気と聡明さを兼ね備えた方と慕われている。 宇宙人とのコンタクトの為に使われるブレスレット型翻訳機、芽から毒を取り去った無害なジャガイモの開発などを行った。 後に科学省の筆頭顧問官となり、レスタンティが小学生の手紙から思いついた惑星運搬計画、正式名称ミシュラン計画の陣頭指揮を執って実現可能な計算結果を出した。なお、最終的に三つの惑星を移動する案を出したのは同僚の科学者であるロロッツ・リコルダーである。
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