フォラスとその配下のデビルサイダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 00:57 UTC 版)
「ゴッドサイダー」の記事における「フォラスとその配下のデビルサイダー」の解説
フォラス 悪魔軍の将軍の一人。上司のベルゼバブや部下からは厚く信頼されている。アメリカでは逆十字を信奉する悪魔神父としてサタンの勢力を扶植しており、当局に嗅ぎつけられ包囲されるも、悪魔の姿となってこれを返り討ちにした。その後ハルパス、水魔ブロケル(流璃子)を従え日本に侵攻。三島幸兵衛・防衛庁長官を操り毒ガス(拡散BC兵器)攻撃をさせ、東京に500万人以上の死者を出し一時的に壊滅させた。 ゴーストタウンと化した東京に巨大魔法陣を出現させ、配下の無数のデビルサイダーや、それらを合成して生まれた躯妄虫を操って霊気たちを苦しめたが、最後には光の力に覚醒した霊気の「神魔血破弾」に敗れた。ベルゼバブにとって彼は「最も愛した人」であったといい、彼の死には涙を流して悼み、激しい怒りを見せた。 技には瘴気操鞭、聖逆十時壁(セント・クロス・シールド)、躯妄虫の心臓を利用したブラックプロテクター(黒い鎧)、瘴気亜空弾など、初期の強敵として多数の技を持つ。 阿太羅を封じるために瀕死の得尊を利用したり、霊気を封じるために血の池地獄に落ちかけた阿太羅やハルパスに食い殺されたレンコン・タツ坊の幻影を利用して攻撃するなど徹底しており、性格は非情。 第一話の冒頭および死亡時のみ、昆虫のような複眼を持つ悪魔の正体を現していたが、ほとんどの場面では白衣の悪魔神父の姿をとっていた。 水魔ブロケル #鬼哭流璃子を参照。 ハルパス 骸骨とハゲタカを合わせたような姿をしたデビルサイダーで、炎による攻撃を得意とすることから「炎魔獣」と呼ばれる。焼死した生物の瘴気を吸収することで5つの頭部を持った姿にパワーアップし、炎を吐き出しながら回転して灼熱の車輪と化す「炎魔溶断火車」が得意技。また、無数の火炎鳥を産み出して周囲を焼き尽くす。 霊気を味方に引き入れるための使者として水魔ブロケル(流璃子)とともにサタンに遣わされるが、霊気の友達である子供を食い殺したことが発覚し、激怒した霊気と戦闘になる。 霊気を苦しめるため、彼が生まれ育った山に火を放って動物たちを焼死させたが、その動物たちの瘴気を逆利用した霊気の「怨霊魔鬼雨」によって滅ぼされた。 人間態の姿はスキンヘッドの男性で、後頭部に羽毛が見えている。性格はおちゃらけ気味で、敵に対しても味方に対してもちゃらけているが、霊気の生まれ育った山に火をかけるなど、デビルサイダーらしく相手の心情を踏みにじることに容赦は無い。単行本の解説では「キザでみえっぱり。自己認識を誤っているところがある変なハゲ」と散々な言われ方をしている。 合成繊維は不味くて嫌いらしい。自称グルメ。 ハルパスの家族 作中では妻1人と息子4人が登場。家族間では心波(パルス)で交信することが可能であり、このため水魔ブロケル(流璃子)の裏切り行為が発覚し、彼らの手で水魔ブロケル(流璃子)に制裁が加えられた。 ガブル 大きな口を持ち、胃袋に手足が付いただけと形容されるほど食欲旺盛である。知能はかなり低そうな様子。 フォラスに命じられて瀕死の得尊を食い殺そうとしたが、霊気に餓鬼(グール)の頭部を投げつけられて死亡する。 ハインツ、ゲルト、バックラー 医学博士としてナチス・ドイツに潜伏し、人体実験を繰り返していたデビルサイダー。3人とも大戦中に爆撃を受けて死んだとされていたが生きており、爆風のせいで顔の一部がただれている。 フォラスの部下として霊気・阿太羅を襲い、人体実験の犠牲者らの怨念を利用した「毒血縛り」や、指先をメスやドリルなどの医療器具に変えて洗脳細菌を植えつける「妖酷手術」などの攻撃を繰り出すが、霊気によって頭を潰され一蹴される。
※この「フォラスとその配下のデビルサイダー」の解説は、「ゴッドサイダー」の解説の一部です。
「フォラスとその配下のデビルサイダー」を含む「ゴッドサイダー」の記事については、「ゴッドサイダー」の概要を参照ください。
- フォラスとその配下のデビルサイダーのページへのリンク