ファイナルアーマー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 16:39 UTC 版)
「装甲巨神Zナイト」の記事における「ファイナルアーマー」の解説
F・A01F ギルガ 正式名称は「ギルガ・メシュ」だが略して呼ばれている。型式番号の頭にあるF・AとはFinal Armorの略で最終段階のアーマー、いわば究極のアーマーを意味する最終兵器のコードである。騎士型ではあるがZ-ナイトとは反対に無骨なデザインをしており、特にグレートヘルム(十字軍が使用した、俗に言うバケツメット)を模した円筒形の頭部が特徴。 キルナ宇宙軍ブルースター方面作戦司令官アルフレッド・ゼルダン将軍専用超高性能大型バトルアーマー。基本性能その他多くの部分がベールに包まれた未知の機体である。 いずれ訪れるであろう地球侵攻の際「装甲巨神」と対等に戦えるアーマーの開発を思い立ったギスカール大統領の命令により開発が始まったが、設計が進むにつれて、人の手によって操れる代物では無いことが判明していった。A・Aタイプ(空挺隊仕様)のアーマーの10倍以上の最高出力を持つこの機体を操ることは到底、人間の反射能力では不可能だったのである。 だが2995年に完成したサイココンピューターと光ファイバーを使用した人工神経システムの導入で動力系統の暴走を制御することに成功した事でようやく完成した機体であり、より装甲巨神に近い性能を有した試作機体である。ブルースター侵攻の切り札としての役割も持つ。 主砲のフェイズクラックキャノンは、通常は胸プロテクターでカバーされており、使用時に左右胸プロテクターが上方に開きスタンバイする。その他固定武装として多数のレーザー、ミサイルを、手持武装としては、両刃の実剣・メテオリックブレードと長方形の楯・メテオリックイージスを装備する。 防衛システムのシールドディスチャージャーは使用時に肩プロテクターが上に上がる事で装置が露出・作動する。 並はずれた精神力と判断力を持つゼルダンでさえコントロールには限界があり、操縦時間は20分が限度とされている。 後にZナイトに切り落とされた右腕にレーザー式三連ブレードを装備し、更にコンピューターを調整することで強化型ギルガとなる。操縦可能時間も2倍の40分に延長され宿敵Zナイト、グレートZナイトと死闘を演じた。 全高:16.620mm 全幅:11.520mm 肩高:15.120mm 乾燥重量107t 戦闘重量:120t 最高速度(磁力ホバー):1000km/h(走行)130km/h 通常出力:140000shp 最大出力:600000shp以上 起動システム:反物質エンジン 操縦システム:B.W.C(ブレインウェーヴコンバータ:Brain Wave Converter)によるサイコ・コンピューターシステム「MARS」への直接入力方式 武装:主砲フェイズクラックキャノン×2 対空多弾頭ミサイル×26 10対空パルスレーザー×10 280対艦ミサイル×4 15対物レーザー×12 対地多弾頭ミサイル×8 20対戦車レーザー×4 ビームロット×6 実剣・METEORIC BLADE(メテオリックブレード) 楯・METEORIC AEGIS(メテオリックイージス)
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