ヒツとは? わかりやすく解説

ひつ【匹】

読み方:ひつ

常用漢字] [音]ヒツ(漢) [訓]ひき

[一]〈ヒツ〉

対になる相手。「匹偶匹敵

一人の男や女。また、身分の低い者。「匹夫・匹婦

馬を数える語。「匹馬馬匹

[二]〈ひき(びき・ぴき)〉「匹物一匹狼(いっぴきおおかみ)」

名のり]あつ・とも


ひつ【×弼】

読み方:ひつ

[音]ヒツ(漢) [訓]すけ

付き添って助け正す補佐する人。「匡弼(きょうひつ)・輔弼良弼

名のり]すけ・たかし・たすく・ただし・たね・のり


ひつ【×弼】

読み方:ひつ

律令制で、弾正台(だんじょうだい)の次官(すけ)。大・少各1名。

奈良時代紫微中台(しびちゅうだい)の次官


ひつ【必】

読み方:ひつ

[音]ヒツ(漢) [訓]かならず

学習漢字4年

きっとそうなること。間違いなく。「必死必至必勝必定(ひつじょう)・必然未必

かならずそうすべきこと。是非とも。「必携必見必需必修必須必着必読必用

名のり]さだ


ひつ【×櫃】

読み方:ひつ

ふたが上方に開く大形の箱。唐櫃(からびつ)・長櫃(ながびつ)など。

飯を入れる器。→おひつ


ひつ【泌】

読み方:ひつ

常用漢字] [音]ヒツ(漢) (呉)(漢) [訓]しみる

[一]〈ヒツ〉液体にじみ出る。「分泌

[二]〈ヒ〉にじみ出る。「泌尿器分泌


ひ・つ【漬つ/×沾つ】

読み方:ひつ

江戸中期からは「ひづ」とも》

【一】[動タ四]ぬれる。ひたる。

嘆きつつますらをのこの恋ふれこそ我が結ふ髪の—・ちてぬれけれ」〈万・一一八

【二】[動タ上二]【一】に同じ。

「袖—・つる時をだにこそなげきしか身さへ時雨のふりもゆくかな」〈かげろふ・中〉

【三】[動タ下二ぬらす。ひたす。

あまぐもはるかなりつる桂川袖を—・てても渡りぬるかな」〈土佐

[補説] 四段活用から上二段活用になったのは平安中期といわれる


ひつ【×畢】

読み方:ひつ

人名用漢字] [音]ヒツ(漢) [訓]おわる おえる

おわる。おえる。「畢竟(ひっきょう)・畢生(ひっせい)」


ひつ【×畢】

読み方:ひつ

二十八宿の一。西方第五宿。牡牛(おうし)座の顔部分七星をさす。あめふりぼし畢宿


ひつ【筆】

読み方:ひつ

[音]ヒツ(漢) [訓]ふで

学習漢字3年

[一]〈ヒツ〉

ふで。一般に文字を書く道具。「筆硯(ひっけん)/鉛筆擱筆(かくひつ)・硬筆紙筆執筆朱筆石筆鉄筆毛筆万年筆

文字や絵をかくこと。「筆記筆耕筆者筆順筆致筆法悪筆一筆加筆曲筆健筆主筆随筆代筆達筆遅筆特筆能筆文筆末筆漫筆略筆

ふでをとって書いたもの。「玉筆古筆真筆拙筆同筆肉筆名筆

土地区画。「分筆

[二]〈ふで〉「筆先筆箱筆不精絵筆一筆

難読土筆(つくし)


ひつ【筆】

読み方:ひつ

【一】[名]

ふで。

筆で書くことまた、書いたもの。「空海の—」

【二】接尾助数詞。上に来る語によっては「ぴつ」となる。

登記簿上の土地区画数えるのに用いる。「1—の土地」→分筆合筆(がっぴつ)

署名運動などで、署名の数を数えるのに用いる。「署名1万—が集まる」


ひつ【×謐】

読み方:ひつ

[音]ヒツ(慣) [訓]しずか

ひっそりと静かなさま。静かで平隠なさま。「静謐


ひつ【×蹕】

読み方:ひつ

貴人通行のとき、先払いをすること。みちおさえ。

天皇行幸鹵簿(ろぼ)。


ひつ【×逼】

読み方:ひつ

[音]ヒツ(慣) [訓]せまる

事態差しせまる。身動きできない。「逼塞(ひっそく)・逼迫



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