パーティ参加者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 15:18 UTC 版)
ジョン・マクレーン(John McClane) 演 - ブルース・ウィリス ニューヨーク市警察本部の刑事(階級は巡査部長)で、最も不運なタイミングで最も不運な場所に居合わせる最も不運で簡単には死なない(不死身の)男。無鉄砲な一面もあるが、偽造された身分証明書を見抜いたり、煙草の銘柄から出身国を推測するなどの刑事としての洞察力が優れており、また屋上やコンピュータ室での銃撃戦でゲリラ戦を展開したり、即席爆弾を作ったりと戦術面や工作面でも高い技術を持っている。妻のホリーはロサンゼルスで働いている。自分はニューヨークの刑事であり、辞められないと話すが、実際はホリーがすぐに舞い戻ると思っていたために同行しなかった。ホリーに誘われて訪れたナカトミ・プラザが占拠されたことを知り、テロリストグループを相手に一人で立ち向かうことになる。 ホリー・ジェネロ=マクレーン(Holly Gennero McClane) 演 - ボニー・ベデリア ジョン・マクレーンの妻で、ナカトミ商事の重役。日系の企業では家族持ちは受けが悪いという理由から会社では旧姓の“ジェネロ”を名乗っており、それ故に夫と再会早々に結婚の概念の行き違いから諍いを起こしている。 ハンス達の襲撃に遭い、更にはソーンバーグの強引な取材で身元を明かされたために危機に陥るが、最終的には夫であるジョンに助けられた。事件解決後は悪びれもしないで取材しようとするソーンバーグの顔面に強烈なパンチを見舞う。第2作では、このパンチで歯が2本折れたソーンバーグに告訴されて互いに50m以内への接近を禁止されたことが明らかになる。 アーガイル(Argyle) 演 - デヴロー・ホワイト(英語版) マクレーンをロサンゼルス空港からナカトミ・プラザまで運ぶ役割を担うリムジン運転手で、今作におけるマクレーンに協力的な数少ない人物。お調子者でノリが良く、以前はタクシー運転手を務めていたこともあって多弁である。 ビルの地下駐車場でマクレーンを待つうちに、ハンス達が閉鎖した駐車場から出られなくなってしまう。当初はビルで起きていることに全く気づかず呑気に酒を飲んだり恋人に電話を掛けたりしていたが、リチャードの報道によってようやく事態に気づく。終盤では脱走を図るテオを発見し、運転するリムジンで体当たりを敢行、更にテオを顔面パンチでノックアウトした。事件解決後は自力で駐車場から脱出し、マクレーン夫妻を乗せてナカトミ・プラザを後にした。 ハリー・エリス(Harry Ellis) 演 - ハート・ボックナー ナカトミ商事の重役。軽薄な性格で、夫がいると知りながらしつこくホリーをデートに誘うなどしている。また、エリート意識が非常に高いが、一方ではコカインの常習者であるなどの素行はかなり悪い。 自身の交渉術を過信しており、マクレーンが単独で抵抗していることを知り、彼をグループに引き渡す事を目論み、友人と偽ってハンスにマクレーンの名前や素性を暴露し、無線で彼に投降を呼びかける役を買って出る。マクレーンはエリスに銃を向けるハンスに「友人ではなく、初対面だ」と必死に説得したが、その説得虚しく、マクレーンが呼びかけに応じないと判断したハンスに射殺された。 ジョセフ・ヨシノブ・タカギ(Joseph Yoshinobu Takagi) 演 - ジェームズ・シゲタ ナカトミ商事社長で、ナカトミコーポレーション副会長。1937年の京都生まれで、幼少時に一家でカリフォルニアに移住しており、またカリフォルニア大学卒で、ハーバード大学MBA修了である。また、大戦中は強制収容された経験を持っており、日系アメリカ人として苦学の末に栄達を果たすなどの輝かしき功績も誇っている。 テロリストに脅されつつも屈することなく毅然とした振る舞いを見せ、ハンスに3つ数える間に金庫の暗証番号を教えるように脅されても、自分を殺してから東京本社へ行って聞けと拒絶して、ハンスに射殺された。 ジニー(Ginny) 演 - ダスティン・テイラー ホリーの部下。妊娠中で臨月を迎えている。
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