バイパス・拡幅事業
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道路幅員が狭小で大雨などの際に通行規制が多い区間を解消するため、改良事業が実施されている。 五名バイパス五名(ごみょう)バイパスは、東かがわ市五名に建設された延長870 mのバイパス道路である。1995年(平成7年)に着手し、2001年(平成13年)11月4日五名トンネルを含むバイパスが開通し、大窪寺への参拝者が増加した。 払川拡幅事業払川(はらいがわ)拡幅事業は、東かがわ市五名からさぬき市多和にかけて事業中の延長3,010 mの拡幅事業である。 1996年(平成8年)に着手し、大窪トンネルを含む640 mが2006年(平成18年)7月29日に開通し、はらいがわトンネルや五名大橋を含む900 mが2012年(平成24年)7月24日に開通。
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バイパス・拡幅事業
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落出バイパス 延長3.7 km 構造規格 第3種第4級 設計速度 50 km/h 車線数 2車線 トンネル2本 本村トンネル(1,110 m)、落出トンネル(1,005 m) 橋3本 柳谷大橋(233 m)、矢淵大橋(252 m)、栃谷橋(80 m) 地芳道路 愛媛県久万高原町西谷と高知県檮原町下本村との区間において、愛媛・高知両県に代わり権限代行直轄事業として国土交通省松山河川国道事務所と中村河川国道事務所によって行われた。この地芳道路の開通によって区間の距離は従来の23.1 kmから約3分の1の8.9 kmとなり、所要時間は従来の旧道より約34分の短縮が見込まれている。災害にも強く、それまでは冬季の凍結・積雪により年間50日以上も通行止めとなっていたが、道路標高が約400 m低い地芳道路はその心配は無く、大雨等異常気象による事前通行規制についても大幅に減少された。医療面での効果も期待されており、これまで久万高原町西谷地区では最寄の二次医療施設である久万高原町立病院までの所要時間は48分かかっていたが、地芳道路開通後に梼原町の梼原町立国保梼原病院を利用すれば、22分で行くことが可能としている。 総事業費466億円規模で工事が進められてきたが、石灰岩の帯水層を貫くことから湧水がみられ、愛媛県側の掘削工事が工事が遅延し、事業費もかさんでいた。2008年に行った交通量予測で開通後の交通量は1日1,000台程度しか見込まれないことが判明し、道路建設の事業費と道路開通でもたらされる便益の比(費用対効果、コストパフォーマンス)が0.5に落ち込むことから、国土交通省は2009年3月31日、全国17の路線とともに凍結を決定した。 その後、地元を中心に事業再開を求める動きが展開されたことを受けて、工法の見直しによるコスト抑制にも限界があり費用対効果の改善は見込み薄であったものの、既に工事がかなり進捗していたことと、防災・医療等の効果が期待されることなどから、2009年6月の事業評価監視委員会にて継続が妥当との方向が示された。同年11月7日に地芳トンネルが開通。翌2010年11月13日に地芳道路全線が開通した。延長8.9 km 構造規格 第3種第3級 設計速度 50 km/h 車線数 2車線 標準幅員 10.0 m トンネル2本 地芳トンネル(2,990 m)、横野トンネル(215 m) 橋18本 古味橋(52.5 m)、古味第二橋(40.0 m)、古味高架橋(120.0 m)、西谷橋(135.0 m)、横野橋(113.5 m)、西谷高架橋(310.0 m)、サンコ谷川橋(68.0 m)、サンコ谷川第二橋(14.3 m)、鈴田川橋(17.0 m)、永野跨道橋(20.0 m)、永野川橋(59.0 m)、永野第二橋(324.5 m)、永野第三橋(59.0 m)、永野第四橋(51.5 m)、永野第五橋(58.0 m)、井の谷川橋(116.6 m)、井の谷川第二橋(105.5 m)、田野々橋(51.5 m) 柳谷拡幅 延長2.4 km 構造規格 第3種第4級 設計速度 50 km/h 車線数 2車線 トンネル1本 大成トンネル(518 m) 橋2本 大成橋(192 m)、新赤子橋(115 m) 梼原町拡幅 延長0.8 km 構造規格 第3種第4級 設計速度 50 km/h 車線数 2車線
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