xoxo
「xoxo」とは、英語のスラング(俗な表現)で「ハグとキス」を意味する記号として用いられる表現である。家族、恋人、親友といった親密な間柄の人へ送る手紙やメール等の書き言葉のメッセージによく用いられる。
「xoxoxo」「xoxoxoxo」のように重畳させて意味を強調する言い方もよく用いられる。
「xoxo」は表記ありきの記号であり、会話に用いられることはまずない。絵文字のようなものである。そのため「xoxo」の読み方も特に定まっていない。一般的には、字面通り「エックスオーエックスオー」と読まれるか、あるいは意味に沿って「ハグ&キス(hugs and kisses)」と読まれる。
「xoxo」の意味と成り立ち
「xoxo」の「x」の字がキスを意味し、「o」の字がハグを表しているとされる。その由来には諸説あり定かでない。たとえば「x」について、かつて欧米では手紙の最後に十字架に見立てて「x」を記載し、そこにキスをするという習慣があった。その名残で「x」がキスを表すようになったとされる。また、「x」を鳥が嘴を接しているような構図と見立てる解釈もある。
「o」は恋人同士が互いの体へ両腕を回す構図(上から見た図ということになろうか)に見立てた形とされている。
「xoxo」の類語・類似表現
「xoxo」と同様、「親愛さを表す記号」として欧米でよく用いられる表記として、「<3」なども挙げられる。「<3」は横倒しにしたハートの形である。「xoxo(レペゼンフォックスの曲)」とは
「xoxo」とは、レペゼンフォックスとタイの16歳のラッパー・SPRITEとのコラボ楽曲である。レペゼンフォックスとは日本で有名なYouTuberのことで、現在、タイを拠点に活動していることで知られている。YouTube活動と並行して音楽活動にも力を入れていて、楽曲制作に励んでいることで有名だ。「xoxo」はタイ語、日本語、英語の歌詞がミックスされているのが特徴である。また、メンバー全員が大人っぽいスーツを着用してダンスをしているMVが話題になった。「xoxo」を含むその他の用語の解説
xoxo(ゴシップガール)とは
「xoxo」というスラングが日本で広まったきっかけは、「ゴシップガール」というアメリカのドラマである。「ゴシップガール」は、ニューヨークの富裕層街であるアッパーイーストを舞台に、セレブな高校生たちの恋愛、友情などを描いた作品だ。日本でも話題となり、夢中になって視聴していた人は少なくない。このドラマの中ではたくさんのスラングが登場したが、中でも「xoxo」はすべてのエピソードの冒頭部分に登場した。そのため、日本で「xoxo」というスラングが浸透するのに時間はかからなかった。彼女とxoxoとは
「彼女とxoxo」とは、ティックトックに自分の彼女とのラブラブな様子をあげることを指す。ハッシュタグで検索すれば、恋人同士がイチャイチャしている様子を見ることができる。朝からxoxoとは
「朝からxoxo」とは、独創的な世界観で人気のラッパー、ニドラアサシン氏の楽曲である。ファンでさえも聞き取りにくい歌詞が大いに話題になって、「朝からxoxo」は大ヒットを遂げた。「xoxo」の使い方・例文
「xoxo」は、手紙やチャット、SNSなどで使われるスラングである。話し言葉で使われることはないので注意が必要である。また、「xoxo」はラフな感覚で用いられる言葉なので、ビジネスシーンで使わない方が良い。そして、たとえプライベートだったとしても、それほど親しくない人、年上の人に対して使うと失礼に当たるので避けた方が無難である。さらに、「xoxo」は恋人同士や女の子同士、家族に向けて使うのが主流だ。恋人以外の異性に対して用いると、恋愛感情があると勘違いされる恐れがある。あるいは、馴れ馴れしいと思われる可能性もあるので、異性にはあまり使わない方が良い。例文
・see you later. xoxo(また会いましょう)
・Looking forward to see you.xoxo(会うのを楽しみにしているよ)
・I’ll be waiting. xoxo(待ってるよ)
・I love you. xoxo(愛してるよ)
・I miss you. xoxo(あなたが恋しい)
- ハグ・アンド・キスのページへのリンク