ニュー・キャメロット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 05:44 UTC 版)
※この「ニュー・キャメロット」の解説は、「七都市物語」の解説の一部です。
「ニュー・キャメロット」を含む「七都市物語」の記事については、「七都市物語」の概要を参照ください。
ニュー・キャメロット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 05:44 UTC 版)
ケネス・ギルフォード 29歳。ニュー・キャメロット政府幹部。口調は礼儀正しく、礼節を弁えてはいるが、誰に対しても容赦ない発言をするため、政治家や軍上層部からは煙たがられているが、用兵家としては尊敬されており、特に小型舟艇による機動戦に定評があり、若くして准将の階級を得ている。「軍事は政治に従属する」という考えを持っており、無謀な出兵を繰り返す政治家に嫌悪感を抱いているが渋々従っている。 モーブリッジ・ジュニアの軍事技術顧問としてアクイロニア侵攻に参加するが本人は心底乗り気ではなく、レナ河口でマディソンの主力艦隊を破った後は母都市に侵攻するタデメッカ軍を迎撃するために、さっさと撤退してしまう。戦後、功績を認められ軍司令官代理に任命される。西暦2192年には中将に昇進し水陸両用部隊司令官に任命され、六都市大同盟軍の指揮官の1人としてブエノス・ゾンデ攻略戦に参加するが、アスヴァール同様に大同盟軍の欠陥を察知し、戦闘にほとんど参加せず自軍の温存に努めた。西暦2193年のブエノス・ゾンデ再攻略戦に参加した際には「サンラファエル秘密協約」に同意し、ブエノス・ゾンデの分割占領を行う。 チャールズ・コリン・モーブリッジ・ジュニア 元アクイロニア元首チャールズ・コリン・モーブリッジの息子。周囲からは「元首のご子息」と呼ばれている。父の政権で首席秘書官・副元首を務め、ゆくゆくは「モーブリッジ王朝」の2代目として元首に就任するはずだったが、父の急死によって目論見が外れてしまい、選挙でブルームに敗北してしまう。その後、副元首時代に行っていた公金横領(本人曰く「借り出しただけ」)が発覚したため、ニュー・キャメロットへの亡命を余儀なくされる。1年後、ニュー・キャメロット政府と交渉の末にアクイロニアへの武力干渉の約束を取り付け、自ら総司令官としてアクイロニアに侵攻するがアスヴァールの作戦にはまり敗れる。 敗戦後は行方不明になっていたが、西暦2193年、ラウドルップを喪って混乱が続くブエノス・ゾンデに突如姿を現し、蝶ネクタイ党・黒リボン党を上回る一大政治勢力を築き上げ政権奪取を図る。しかし、アクイロニア、ニュー・キャメロット、プリンス・ハラルドの三都市軍による武力干渉を受け敗北。再び逃亡するが、下水道に身を潜めていたところを発見され拘束される。その後、アクイロニアに送還され裁判を受けることになる。 巧言令色を用いる野心家だが、政治基盤のないニュー・キャメロットから武力干渉の約束を取り付けたり、ブエノス・ゾンデで政権奪取を狙える程の政治勢力を築き上げるなど、決して無能な政治家ではない。また、アクイロニア侵攻の際には居並ぶ将軍たちを唸らせるほどの作戦を立案するなど、ある程度の軍事的才能も備えている。 シャン・ロン 少将。モーブリッジ・ジュニアの軍事技術顧問としてアクイロニア侵攻に参加するが、アスヴァールの作戦にはまり敗北し捕虜となる。歴戦の将軍として周囲から一目置かれており、アスヴァールやギルフォードからも敬意を払われる人物。 チェンバレン アニメ版オリジナルキャラクター。ギルフォードの副官を務める女性士官。身を呈してギルフォードを守ろうとする気丈な人物。
※この「ニュー・キャメロット」の解説は、「七都市物語」の解説の一部です。
「ニュー・キャメロット」を含む「七都市物語」の記事については、「七都市物語」の概要を参照ください。
- ニュー・キャメロットのページへのリンク