ティエとは? わかりやすく解説

ティエ

名前 TieTiêt; Tillet

ティエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 16:35 UTC 版)

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Thiais

行政
フランス
地域圏 (Région) イル・ド・フランス地域圏
(département) ヴァル=ド=マルヌ県
(arrondissement) ライ=レ=ローズ郡
小郡 (canton) 小郡庁所在地
INSEEコード 94073
郵便番号 94320
市長任期 リシャール・デラニョーラ
2008年 - 2014年
自治体間連合 (fr) メトロポール・デュ・グラン・パリ
人口動態
人口 29,273人
2007年
人口密度 4 553人/km2
住民の呼称 Thiaisiens, Thiaisiennes
地理
座標 北緯48度45分54秒 東経2度23分32秒 / 北緯48.765度 東経2.3923度 / 48.765; 2.3923座標: 北緯48度45分54秒 東経2度23分32秒 / 北緯48.765度 東経2.3923度 / 48.765; 2.3923
標高 平均:m
最低:41 m
最高:96m
面積 6.43km2
Thiais
公式サイト http://www.ville-thiais.fr
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ティエThiais)は、フランスイル=ド=フランス地域圏ヴァル=ド=マルヌ県コミューン。コミューン内には、103ヘクタールの面積をもつティエ墓地(fr)がある。

地理・交通

パリの南南東7マイル地点に位置する。ティエには、非常に重要な高速道路でパリ第2のペリフェリックの役割を担うA86、パリ=リヨン間を結ぶA6の交差地点がある。N7がコミューンの西境を通る。コミューンの南西には、RER C線のポン・ド・ランジス=アエロポール・ドルリー駅があるが、ティエ住民の大半は住宅地に近いショワジー=ル=ロワ駅を利用している。

由来

ティエの名はゲルマン語の人名をラテン語化した、テオダクシウム(Theodaxium)から派生した。説頭辞のTheod-は、サン=ジェルマン=デ=プレ修道院の祭壇画に記されている。しかしこれはおそらく、フランク人の領域にテオダクシウムができた年代を表している。8世紀に書かれたプイエ(fr、教会が税の徴収や評価について記した記録文書)では、町はTièsと記された。その後にはTudaiſeと呼ばれた。1626年に印刷されたプイエにおいてはTheodoſeの名となり、1648年にはThiarsとなった。1692年、ある毛皮商人はThyaisと記した。

歴史

墓地の入り口

5世紀から、一帯はサン=ジェルマン=デ=プレ修道院の領地だった。9世紀には村の存在が知られるようになった。サン=ジェルマン=デ=プレ修道院はそこに143エーカーのブドウ畑を所有しており、1248年、1200リーヴルの支払いを条件に農奴たちを解放した。13世紀にのみカトリック教会から独立し自治を保ったが、その後は教会の所有となった。世帯は個々に農地を所有した。

1870年普仏戦争におけるパリ包囲戦では、ティエは激しい戦いの舞台となった。

1929年に設置されたティエ墓地には、アルバニア初代国王ゾグー1世、詩人パウル・ツェラン、作家ヨーゼフ・ロートが埋葬されている。

姉妹都市

出身者


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