RER_C線とは? わかりやすく解説

RER C線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/17 05:38 UTC 版)

C線
ルエル橋を走行中のC線
基本情報
フランス
所在地 パリイル=ド=フランス地域圏
種類 地域急行鉄道網
路線網 RER(イル=ド=フランス地域圏急行鉄道網)
起点 ポントワーズ駅
ヴェルサイユ=シャトー駅
サンカンタン=アン=イヴリーヌ駅
終点 サン=マルテン=デタンプ駅
ドゥルダン=ラ=フォレー駅
マッシー・パレゾー駅
駅数 75駅
開業 1980年5月 (45年前) (1980-05)
全通 2020年8月28日
運営者 フランス国鉄(SNCF)
使用車両 Z 5600フランス語版
Z 8800フランス語版
Z 20500フランス語版
Z 20900フランス語版
路線諸元
路線距離 162km
軌間 1,435 mm(標準軌)
複線区間 複線
駅間平均長 2,160m
C線の路線図
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RER C線(エールウエール・セーせん、フランス語: Ligne C du RER、通称: RER C)は、フランス国鉄(SNCF)によって運営されているフランスの首都パリとその大都市圏(イル=ド=フランス地域圏)で運行されている地域急行鉄道網RER(イル=ド=フランス地域圏急行鉄道網)の路線である。パリ近郊西部のポントワーズ駅、ヴェルサイユ=シャトー駅、サンカンタン=アン=イヴリーヌ駅の各駅から、パリ中心部を経由し、パリ近郊東部のサン=マルテン=デタンプ駅、ドゥルダン=ラ=フォレー駅、マッシー・パレゾー駅までを東西に結ぶ。1980年に開業。

概要

C線は、総延長162㎞で、RERでは2番目に長い路線である。パリ都市圏を貫通し多数の分岐線を有する。

1979年に東部方面への近郊列車の発着駅であった旧オルセー駅(現在のミュゼ・ドルセー駅)と、西部方面への近郊列車が運転されるセーヌ川左岸線の発着駅であったアンヴァリッド駅(Invalides)が地下新線で接続され、東西の直通運転によって運行を開始した。 1979年から段階的に開業したが、当初は、左岸支線(Transversale Rive Gauche)と呼ばれた。1980年以降、公式にRER C線とされた。

左岸線はヴェルサイユ(Versailles)を始点とし、セーヌ川に沿ってアンヴァリッドへ至る路線である。北方への支線はセーヌ川を横切り内環状線プティト・サンチュールの北西部に合流し、パリ郊外北西部に通じ、ポントワーズ(Pontoise)へ向かう。

C線の路線図

路線

行き先の分岐が一番複雑な路線で、西にはC1のポントワーズ、C5ヴェルサイユ=シャトー、そしてC7の(ヴェルサイユ=シャンティエ経由)サンカンタン=アン=イヴリーヌの3方面に、そして東にはC2のマッシー・パレゾー(B線と接続)、C4のドゥルダン=ラ=フォレー、C6のサン=マルテン=デタンプ、そして南部を迂回する形でC8のヴェルサイユ=シャンティエに合流する4方面の合計7方面に分けられている。

C3はC1のエルモン=オーボンヌで分かれてアルジャントゥイユへ向かう路線であったが、エルモン=オーボンヌ、アルジャントゥイユ間はサン・ラザール駅始発のトランジリアンJ線に組み込まれ、RERとしては2006年10月に廃止された。C3はC1の途中駅モンティニー=ボーシャンまでの列車に当てられている。

脚注

関連項目

外部リンク


RER C線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/14 07:05 UTC 版)

グランド・サンチュール」の記事における「RER C線」の解説

グランド・サンチュール・ストラテジックのショワジー・ル・ロワ(Choisy-le-Roi)駅 - マッシー・パレゾー駅間はRER C線のC2分岐として、またグランド・サンチュール南部サヴィニー=シュル=オルジュ駅 - マッシー・パレゾー駅 - ヴェルサイユ・シャンティエ駅間はC線C8分岐としてそれぞれ旅客化されており、ともにパリオステルリッツ駅方面直通する。 C2分岐にはポントワーズからパリ経由してマッシー・パレゾーまでの列車と、モンティニー・ボーシャン(Montigny - Beauchamp)駅からパリ経由ポン・デュ・ランジス・アエロポール・ドルリー駅までの列車それぞれ30分間隔で運転される。またC8分岐にはヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ(Versailles - Rive Gauche)駅からパリ経由しヴェルサイユ・シャンティエ駅までの列車日中30分、ラッシュ時15分間隔運転されるいずれもグランド・サンチュール内では各駅停車である。

※この「RER C線」の解説は、「グランド・サンチュール」の解説の一部です。
「RER C線」を含む「グランド・サンチュール」の記事については、「グランド・サンチュール」の概要を参照ください。

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