RER_D線とは? わかりやすく解説

RER D線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/17 05:39 UTC 版)

D線
コルベイユ=エソンヌ駅に停車中のD線(2021年)
基本情報
フランス
所在地 パリイル=ド=フランス地域圏
種類 地域急行鉄道網
路線網 RER(イル=ド=フランス地域圏急行鉄道網)
起点 クレイル駅
終点 ムラン駅
マレゼルボワ駅
駅数 70駅
開業 1987年9月27日 (37年前) (1987-09-27)
全通 1996年
運営者 フランス国鉄(SNCF)
使用車両 Z 20500フランス語版
Z 57000フランス語版
Z 58500フランス語版
路線諸元
路線距離 197km
軌間 1,435 mm(標準軌)
複線区間 複線
駅間平均長 3,300m
D線の路線図
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RER D線(エールウエール・デーせん、フランス語: Ligne D du RER、通称: RER D)は、フランス国鉄(SNCF)によって運営されているフランスの首都パリとその大都市圏(イル=ド=フランス地域圏)で運行されている地域急行鉄道網RER(イル=ド=フランス地域圏急行鉄道網)の路線である。パリ近郊北部クレイユのクレイル駅から、パリ中心部を経由し、パリ近郊南部ムランのムラン駅、ル・マレゼルボワのマレゼルボワ駅までを南北に結ぶ。1987年に開業。

概要

D線は、総延長197kmで、RERで最も長い路線である。フランス国鉄(SNCF)の全路線で最も混雑する。

1987年B線が使用していたパリ北駅の地下ホームと、北部へ向かう地上線が接続され、開業した。1994年には、A線が使用していたリヨン駅の地下ホームと、南東部へ向かう地上線も結ばれて、パリ市内を縦断して南北の郊外を直結するようになった。

北側のラ・ボルヌ・ブランシュ駅とクレイユ駅(オー=ド=フランス地域圏)、南側のマルゼルボワ駅(サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏)の3駅は、イル=ド=フランス地域圏の範囲を越えているため、RERで唯一、カルトランジュ(一種の定期券)が使えない駅がある路線である。

D線の路線図

路線

北はD1クレイユ、南ではD2ムランD4のル・マレゼルボワまで開通している。

脚注

関連項目

外部リンク


「RER D線」の例文・使い方・用例・文例

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