Gauche
川合史朗によって開発され、New BSD Licenseで配布されているLisp系言語Schemeの処理系。Scheme言語の標準である、「Revised(5) Report on the Algorithmic Language Scheme」(R5RS)に準拠している。
豊富なライブラリを持ち、特にOpenGLやGTK+などを利用するためのグラフィックライブラリが充実している。また、最初から多言語化を考慮して設計されているため、日本語をはじめとする多バイト文字の扱いに優れる。
独立行政法人情報処理推進機構による平成14年度未踏ソフトウェア創造事業および平成15年度オープンソフトウェア基盤整備事業の支援対象となった。
関連見出し
New BSD License
独立行政法人情報処理推進機構
関連URL
Gauche(http://practical-scheme.net/gauche/index-j.html)

Gauche
Gaucheとは、プログラミング言語「Scheme」のスクリプト処理系の一種である。ライセンスは「BSD License」である。
参照リンク
Gauche - A Scheme Implementation
スクリプト言語: | CGI CPAN ECMAScript Gauche HSP ブックマークレット IronPython |
Gauche
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/05 01:21 UTC 版)
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作者 | 川合史朗 |
---|---|
初版 | 2001年[1] |
最新版 |
0.9.15
/ 2024年4月23日[1] |
リポジトリ | |
対応OS | Unix系, Microsoft Windows[2] |
種別 | Schemeインタプリタ |
ライセンス | BSD License[3] |
公式サイト |
practical-scheme |
影響を受けた言語 | Common Lisp, Perl, STklos |
Gaucheは、R7RS準拠のプログラミング言語Schemeのスクリプト処理系である。多バイト文字列を組み込みでサポートしている。[2]
Gaucheの提供する機能拡張の多くは、Schemeにライブラリをラップする事で実現している。
なお、Gaucheはフランス語で「ねじれた、左」という意味を表す。
特徴
- 低レベルシステムへのアクセス。
- 特定のエンコードに依存しない文字列処理。
- Common Lisp ライクな拡張。
- 名前空間(モジュール)のサポート。
- Tiny CLOS派生のオブジェクトシステムのサポート。
歴史
川合史朗によって開発されている。[1]
- 2001年1月31日、開発を開始。
- 2001年4月、SourceForgeに登録、0.3.5をリリース。
- 2002年7月〜2003年2月 Gauche-gl及びGauche-gtkの開発の一部が、情報処理振興事業協会(IPA)による平成14年度未踏ソフトウェア創造事業の支援を受ける。
- 2003年9月〜2004年2月 開発の一部が情報処理振興事業協会(IPA)による平成15年度オープンソフトウェア基盤整備事業の支援を受ける。
- 2011年8月、Gauche 0.9.3リリース、R6RSおよびR7RSドラフトに対応。
- 2013年4月、リポジトリをGitHubに移行。
- 2014年7月、Gauche 0.9.4リリース、およびR7RS-smallに対応。
- 2016年10月、Gauche 0.9.5リリース
- 2018年7月、Gauche 0.9.6リリース、およびR7RS Large Red Editionのサポート
- 2018年12月、Gauche 0.9.7リリース
- 2019年6月、Gauche 0.9.8リリース、およびR7RS Large Tangerineの一部のサポート
- 2019年12月、Gauche 0.9.9リリース
- 2020年12月、Gauche 0.9.10リリース
- 2021年12月、Gauche 0.9.11リリース
- 2022年6月、Gauche 0.9.12リリース
- 2023年10月、Gauche 0.9.13リリース
- 2024年1月、Gauche 0.9.14リリース
ライセンス
ライセンスはBSD Licenseである。
実行例
Gaucheの対話モードでの実行例は下記の通り。gosh>は入力プロンプトを表す。
gosh> (list 0 1 2 3)
(0 1 2 3)
gosh> (+ 0 1 2 3)
6
gosh> ((lambda (x y) (+ x (* y 2))) 5 6)
17
参照
- ^ a b c “ChangeLog.txt”. practical-scheme.net. 2024年7月5日閲覧。
- ^ a b “Gauche - A Scheme Implementation”. practical-scheme.net. 2024年7月5日閲覧。
- ^ “Gauche/COPYING at master · shirok/Gauche”. 2024年7月5日閲覧。
外部リンク
公式
ユーザーリファレンス
プロジェクト
その他
GAUCHE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 06:55 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『GAUCHE』 | ||||
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南野陽子 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1989年2月〜5月 CBS・ソニー六本木 CBS・ソニー信濃町 観音崎マリンスタジオ SOUND INN ビクター青山 Z'd STUDIO | |||
ジャンル | アイドル歌謡 | |||
時間 | ||||
レーベル | CBS・ソニー | |||
プロデュース | 吉田格 | |||
チャート最高順位 | ||||
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南野陽子 アルバム 年表 | ||||
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『GAUCHE』収録のシングル | ||||
『GAUCHE』(ゴーシュ)は、南野陽子7枚目のアルバム。
規格品盤は32DH5273(CD)、28AH5273(LP)、28KH5273(CT)。
概要
前作『SNOWFLAKES』はコンセプト・アルバムの為、オリジナル・アルバムは昨年夏の『GLOBAL』以来1年振りとなる。シングル曲は先行リリースの15枚目シングル「トラブル・メーカー」を収録。13枚目シングル「秋からも、そばにいて」14枚目シングル「涙はどこへいったの」、「トラブル・メーカー」両A面「瞳のなかの未来」が未収録となった。また南野のオリジナル・アルバムでは初となる南野の作詞楽曲が収録(1曲は共作)。12曲目「思いのままに」は翌年夏発売19枚目シングル「耳をすましてごらん」カップリングに新録音でシングルカット。CD初回生産分はスーパーピクチャーCDレーベル、52頁写真集が添付。本作は、LP、CT、CD3形態ともジャケット写真が異なっている。タイトルはフランス語で「不器用・世渡り下手」の意味(本来は方向の「左」の意味で、そこから転じている)。ジャケット・写真集の撮影はギリシャ・ミコノス島で敢行[1]。1989年3月23日放送「ザ・ベストテン」は本作のジャケット・写真集撮影で訪れていたミコノス島の衛星回線からのVTR出演にて「涙はどこへいったの」を披露している。
収録曲
全編曲: 萩田光男。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|
1. | 「マニキュアがかわく間に」 | 田口俊 | Michael Howard Jr. | |
2. | 「それは夏の午後」 | 小倉めぐみ | 黒沢健一 | |
3. | 「鏡の中のエトランゼ」 | 成瀬緑 | 佐藤英敏 | |
4. | 「トラブル・メーカー」 | 南野陽子 | 木戸泰弘 | |
5. | 「月夜のくしゃみ」 | 南野陽子 | 上田知華 | |
6. | 「サマー・フレグランス[2]」 | 田口俊 | 平野牧 | |
7. | 「月見草幻想」 | 戸沢暢美 | 萩田光男 | |
8. | 「知ってると思ってた」 | 戸沢暢美 | 小森田実 | |
9. | 「さよならGirl」 | 田口俊 | 平野牧・副島司朗・木戸泰弘 | |
10. | 「涙の数、大人になれたら」 | 田口俊 | 上田知華 | |
11. | 「愛してる」 | 南野陽子・平出よしかつ | 兼元一也 | |
12. | 「思いのままに[3]」 | 平出よしかつ | 亀井登志夫 | |
合計時間: |
脚注
- ^ 写真集ブックレットの1・2ページ見開きより
- ^ JR西日本「Summer Resort '89」CMソング
- ^ 日本テレビ『24時間テレビ「愛は地球を救う」』1989年・1990年のテーマ曲。
関連項目
gauche
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/05/26 11:00 UTC 版)
開発元 | http://practical-scheme.net/gauche/ |
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最新版 | 0.9.1(2010年12月11日) |
対応OS | クロスプラットフォーム |
種別 | Schemeインタプリタ |
ライセンス | BSD License |
公式サイト | http://practical-scheme.net/gauche/ |
影響を受けた言語 | Common Lisp, Perl, STklos |
Gaucheはプログラミング言語Schemeのスクリプト処理系である。R5RSに準拠している。
多バイト文字列を組み込みでサポートしている。
Gaucheの提供する機能拡張の多くは、Schemeにライブラリをラップする事で実現している。
なお、Gaucheはフランス語で「ねじれた、左」という意味を表す。
目次 |
特徴
- 低レベルシステムへのアクセス。
- 特定のエンコードに依存しない文字列処理。
- Common Lisp ライクな拡張。
- 名前空間(モジュール)のサポート。
- CLOSライクなオブジェクトシステムのサポート。
歴史
川合史朗によって開発されている。
- 2001年4月、SourceForgeに登録、0.3.5をリリース。
- 2002年7月〜2003年2月 Gauche-gl及びGauche-gtkの開発の一部が、情報処理振興事業協会(IPA)による平成14年度未踏ソフトウェア創造事業の支援を受ける。
- 2003年9月〜2004年2月 開発の一部が情報処理振興事業協会(IPA)による平成15年度オープンソフトウェア基盤整備事業の支援を受ける。
ライセンス
ライセンスはBSD Licenseである。
実行例
Gaucheの対話モードでの実行例は下記の通り。gosh>は入力プロンプトを表す。
gosh> (list 0 1 2 3) (0 1 2 3)
外部リンク
公式
ユーザーリファレンス
プロジェクト
その他
- Gaucheのページへのリンク