ツインタワー爆破説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 17:06 UTC 版)
「アメリカ同時多発テロ事件陰謀説」の記事における「ツインタワー爆破説」の解説
上記の説に加えツインタワーの崩壊には他にも疑惑があるといわれている。アメリカの“IN THE WAKE PRODUCTIONS”という番組制作会社によって「911 Mysteries」として番組化され提唱された。この映像はDVDとしても販売されている。 (以下全て映画ルース・チェンジで指摘している事項であり、そこも出所となりうる)。 この番組によると、ツインタワーは航空機の衝突によって崩壊したのではなく、事前にツインタワー両棟に爆発物が仕掛けられており、それを故意に爆発させ崩壊したとも言われている。上記の説と重複する点もあるが、その根拠をまとめると以下の通りである。 タワーの外側は鋼鉄が網の目のように配されており、ボーイング707型機や複数の航空機が突入しても耐えられるように設計されていた。例えるならば網目に鉛筆を指しても全体に影響が及ばないように設計されていたと言える。(設計者Leslie E. Robertson が言及)ジェット燃料はケロシンという灯油の一種で、鋼鉄を溶かしたり強度を弱めるほどの温度まで上昇しない。タワーが崩落するスピードが速すぎる。航空機突入とは別の爆発音がしたという、消防士や警官、またビルから救出された人など、多くの人の証言がある。タワー崩落時の写真や映像では、崩落する時に階下の方から謎の白い煙が吹き出ている。旅客機がタワーに衝突する直前にタワーから不可解な閃光が発せられている。消防士たちが鋼鉄が溶けて流れていたと証言。 ブリガムヤング大学の物理学教授であるスティーブン・E・ジョーンズ(Steven E. Jones)が、タワー地下の溶けた金属を調べると、瞬間的に鋼鉄を切断する際に使用されるような、テルミットのような高熱を発する爆発物を使用した形跡が見られたと言う。この発言後、ジョーンズ教授はアメリカ政府からの圧力を受け、ブリガムヤング大学の教授職を解雇された。それでもジョーンズは、「教授職を解雇されようとも真実はねじ曲げられない」と、現在もその主張を続けている。 これらの理由から、ツインタワーは爆破されたのではないかという説がある。ではなぜ爆破されたかという疑問の理由として 当初、港湾公社が管理していたが維持費が高額であり、更に老朽化が進んでいたことからテナントも敬遠し、減少する一方だった。 ビルには有害なアスベストが多く使われており、それを除去するだけでも10億ドル以上かかると言われ、頭の痛いお荷物となっていた。 テロの6週間前に、港湾公社から不動産王といわれるラリー・シルバースタイン(Larry Silverstein)に賃貸権が委譲されており、その際に彼が35億ドルという巨額の保険をかけたために、事件後に80億5000万ドルという大金が支払われたと言われる。しかし、そのような主張とは違う証言もある。また、仮に80億5000万ドル支払われたとしても、シルバースタインには賃貸者として現地の回復義務があり、この費用はおよそ60億ドル。さらに、港湾公社への賃貸料(年1億5千万ドル)も支払わねばならないので、実際に得になるかどうかは不明。またこの説をとった場合、単に放火すればよいものを、飛行機を突っ込ませる意図が全くわからない。 などが挙げられる。更にサウスタワーで働いていたスコット・フォーブス(Sccot Forbes)によると、9.11の4-6週間前に上の階で、ドリルやハンマーなどの改装工事らしき音がずっと聞こえており、床が揺れるほどだったが、1度見に行きドアを開けたら奇妙なことに何もなかったと証言、また彼は9月8日から9日にかけて電気工事の名目で長い停電があり、停電中はタワーのセキュリティも解除され誰でも入ることができたと証言している。 NBCテレビのパット・ドーソンは現場取材で「どちらかのビルでまた爆発があった」「(救助に向かった)消防本部長によるとビルに爆発物が仕掛けられていた」と報道している。 また上記の理由に加えて、ツインタワー崩壊で最大の謎があるという。 ワールドトレードセンター・コンプレックスの第7ビル(通称:ソロモン・ブラザーズ・ビル、47階建て)は、公式発表では「ツインタワーの瓦礫による損傷と火災によって崩壊した」とされているが、第7ビルはツインタワーから最も離れた場所に位置している上に、もっと近くに建っていた第3〜6ビルに比べると、事故直後は損傷の度合いも軽いように見受けられ、また火災がひどいようにも見えなかったのに、わずか6.5秒というとんでもない速さで崩落した、としている。第7ビル崩落前の映像や写真を見てもツインタワー崩壊による瓦礫の損傷はほぼ皆無である。CIAエージェント(爆発物処理専門家)として36年間勤務したマルコム・ハワードは、ワールドトレードセンター第7ビル(全階の賃貸人はCIA、シークレットサービス、アメリカ軍)が「意図的なビルの爆破解体」(CIA作戦コード「ニューセンチュリー」)であったことを余命1週間を告げられた際に証言した したがって、ビルは航空機によるものだけではなく、爆破解体されたのではないかという主張がある。
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