タキ1250形とは? わかりやすく解説

タキ1250形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/18 16:27 UTC 版)

国鉄タキ1250形貨車」の記事における「タキ1250形」の解説

タキ1250形はリン酸専用の30t 積私有貨車である。本形式の他にリン酸専用種別とする形式は、タ4200形(1両)、タム8200形(3両)、タキ1200形初代)(1両)、タキ3650形(1両)、タキ11200形14両)、タキ11300形(2両)、タキ17400形(2両)の7形式がある。 1960年昭和35年9月14日から1968年昭和43年7月9日にかけて8両(コタキ1250 - コタキ1257)が造機車輌及び日立製作所にて製作(改造による編入車を含む)された。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 1979年昭和54年10月より化成品分類番号「侵80」(侵食性の物質腐食性物質危険性度合3(小))が標記された。 積荷であるリン酸は、肥料洗剤製造エチレン製造触媒清涼剤コーラ酸味料など)等に使用されている。荷役方式は上入れ上出し式であるがS字管は装備されていない1966年昭和41年9月24日富士重工業にて1両(コタキ1256)がコタキ6105(タキ6100形)より改造され形式編入された。 所有者日本化学工業コタキ1250 - コタキ1255)、伊藤忠商事コタキ1256)、東洋曹達工業コタキ1257)の3社であり生涯名義変更されることはありませんでしたそれぞれの常備駅は郡山駅勿来駅周防富田駅その後1980年昭和55年10月1日新南陽駅改名であった塗色は銀又は黒であり、全長は9,200mm、全幅は2,250mm、全高は3,514mm、軸距は5,100mm自重は13.5t、換算両数は積車4.5空車1.6、最高運速度は75km/h、台車当初TR41Cであったその後改造されTR41Dとなった1987年昭和62年4月国鉄分割民営化時にはコタキ1254を除く7両がJR貨物継承され1995年平成7年)度末時点では2両(コタキ1250・コタキ1251)が現存していたが、1997年平成9年2月に2両とも廃車となり同時に形式消滅となった

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