タキ11800形とは? わかりやすく解説

タキ11800形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/12 23:51 UTC 版)

国鉄タム9100形貨車」の記事における「タキ11800形」の解説

タキ11800形は、潤滑油添加剤専用の35t 積タンク車として1968年昭和43年7月23日から1973年昭和48年4月9日にかけて3ロット5両(タキ11800 - タキ11804)が新潟鐵工所にて製作された。 落成時の所有者は、全車カロナイト化学でありその常備駅は神奈川臨海鉄道浮島線末広町駅であったが、その後常備駅は千鳥線千鳥町駅変更された。1989年平成元年5月全車5両が日本石油輸送名義変更され、常備駅は名古屋臨海鉄道南港線名古屋南港駅となったタンク体は耐候性高張力鋼製で厚さ100mmウレタン保温材巻き薄鋼板製のキセ外板)が設置され保護カバー付けた電気式温度計タンク体側面に装備した荷役方式タンク上部にある積込口からの上入れ吐出管からの下出し式である。運用ウレタン保温材は、高温での使用の際タンク体に腐食もたらす事が判明したため、1978年昭和53年2月2日から1981年昭和56年)にかけて川崎重工業にてタンク体等を新製保温材グラスウール製のものに取替えた。 1979年昭和54年10月より化成品分類番号93」(有害性物質可燃性のもの)が標記された。 車体色は黒、寸法関係は全長12,400mm、全幅は2,600mm、全高は3,860mm、台車中心間距離は8,300mm、実容積は35.0m3、自重は18.7t、換算両数は積車5.5、空車1.8であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cであった1987年昭和62年4月国鉄分割民営化時には全車5両がJR貨物継承されたが、2006年平成18年5月最後まで在籍した3両(タキ11802 - タキ11804)が廃車となり同時に形式消滅となった

※この「タキ11800形」の解説は、「国鉄タム9100形貨車」の解説の一部です。
「タキ11800形」を含む「国鉄タム9100形貨車」の記事については、「国鉄タム9100形貨車」の概要を参照ください。

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