typo
「typo」とは、タイプミス・誤植のことを意味する表現。
「typo」の基本的な意味
「typo」とは、「typographical error」の略語である。印刷・タイピングの過程で生じた誤りを指す英単語で、「タイプミス」「誤植」「誤字」のように訳すことができる。この語は、綴りや文法の誤り、単語の抜けや重複、句読点の間違いなどを含む書き間違い全般を指す。デジタル技術の発展により、印刷やタイピングの誤りだけでなく、メールや文章作成など、デジタル上での文章における誤りも含まれるようになった。ビジネスの場で用いられることが多かったが、SNSやチャットアプリなど、よりリアルタイム性の高いコミュニケーションツールで使用されることもある。品詞は名詞に分類され、複数形は「typos」となる。「typo」の語源
「typo」という言葉は「typographical error」が短縮されたものである。そして「typographical」は、名詞形の「typography」と形容詞を作る接尾辞「-ical 」が結びついた語である。「typography」の語源は、「形、印象」を意味するギリシア語「typos」+「書くこと」を意味する「grapheia」である。「typo」という略語が使われるようになったのは19世紀ごろからである。「typographical error」は、15世紀に印刷術が発明されたことに由来している。当時は手書きで書かれた書物が主流であったが、印刷術が発明されることで誤字や脱字が少なくなり、読みやすくなったと言われている。しかし、印刷術が普及したことで、今度は印刷に関する誤りやミスも注目されるようになった。それが「typographical error(印刷上の誤り)」という言葉が生まれた理由である。印刷業界で使用される用語であったが、次第に一般的に使われるようになり、略語である「typo」という言葉が生まれた。現代では、印刷に限らず、手書きやタイピングの際に生じる誤りやミスを指す言葉として広く使われている。
「typo」の発音・読み方
「typo」は「tάɪpoʊ(タイポ)」と発音する。最初の「t」は「無声歯茎硬口蓋破裂音」といわれる音で、歯茎と舌の間で空気の流れを遮断することで発音するのがコツである。「aɪ」は舌の前部を上げて、口を半開きにして発音する。「p」は日本語の「プ」に近いイメージの音で、「無声両唇破裂音」といわれる音である。唇を合わせて空気の流れを遮断し、その後に突然唇を離して発音するのがポイントである。最後の「oʊ」は「広母音」である。発音の際には口を半開きにして、口の形を変えずに発音する。「typo」を含む英熟語・英語表現
「typo」を含む英熟語や英語表現には以下のようなものがある。「typo-prone」は「スペルミスしやすい」という意味の表現である。「prone」は「傾向がある」という意味である。
「typo-squatting」(タイポスクワッティング)は「よく似たドメイン名を使用して、あるウェブサイトに誘導する詐欺行為」のことを指す表現である。
「typo corrector」は「タイプミスを自動的に修正してくれるツール」を指す。
「typo-policing」は「タイポチェック」は、「タイプミスをチェックして修正すること」という意味で用いられる。
「typo-tolerant」は「タイポに強い」という意味である。例えば「This software is typo-tolerant, so it can handle some misspellings.(このソフトウェアは、タイポに強いので、ある程度の誤字は許容される)」というように使う。
「sorry for the typo」とは
「sorry for the typo」とは、日本語で「タイプミスをしてすみません」という意味の英語表現である。メールや文章で誤字や脱字があった場合に使用され、フォーマルな文でも使用することができる。
「TYPO C(法人印)」とは
「TYPO C」は、インターネットショップ「印鑑はんこSHOPハンコズ」の販売する印鑑である。このネットショップは、大阪府大阪市の株式会社岡田商会によって運営されている。スタイリッシュなデザインの印鑑、「TYPO」シリーズが好評であったのを受け、法人印「TYPO C」を新たにラインアップに加えている。「typo」の使い方・例文
「typo」は元々は略語でスラングの一種ではあるが、ビジネスの場などでも頻繁に使用される。以下の例文のように使用することができる。「There's a typo in the third paragraph of your essay.」(あなたのエッセイの3番目の段落にタイプミスがある。)
「I just noticed a typo in my email to the boss.」(上司へのメールにタイプミスがあることに気づいた。)
「The cover of the book has a typo in the author's name.」(その本の表紙に著者名のタイプミスがある。)
「I'm sorry, but there's a typo on your name tag.」(申し訳ないが、名札にタイプミスがある。)
「The website has a few typos that need to be corrected.」(そのウェブサイトには修正が必要なタイプミスがいくつかある。)
「It's embarrassing when you realize there's a typo in your resume.」(履歴書にタイプミスがあることに気付いた時は恥ずかしい。)
「Can you double-check this document for typos before we send it out?(この書類にタイプミスがないか再度確認してから送信してもらえる?)
タイポ【typo】
タイポ
タイポとは、俗に、印刷物における誤植(typographical error)を意味する表現である。
コンピュータが普及した現在では、タイプミスや誤変換を指してタイポと呼ぶことも多い。例えば、著名なWebサイトのドメイン名を打ち間違えて、ユーザーが不本意にアクセスしてくるのを待ち受ける、という悪意のある手法は、タイポスクワッティング(typosquatting)と呼ばれている。
タイポ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/23 02:06 UTC 版)
タイポ
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