生まれた理由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 08:58 UTC 版)
「ドラゴンボール (架空の道具)」の記事における「生まれた理由」の解説
ナメック星人の中の龍族の天才児だけが作ることができる。本来はナメック星だけのものだったが、後に地球の神様になるナメック星人(親の名前から、ナメック星の最長老は『カタッツの子』と呼んでいた)が地球に降り立ち、ナメック星でのかすかな記憶をもとに地球でもドラゴンボールを作った。 老界王神はドラゴンボールを「宇宙の法則を無視した反則のようなもの」であり、ナメック星人には「ナメック星以外では使うなと注意した」と語っており、乱用を快くは思っていない。本来それを生み出した、「まじめなナメック星人のみに許された反則技のようなもの」とも語っており、地球にドラゴンボールが存在していること自体に驚愕していた。『ドラゴンボールGT』では作中でのドラゴンボールの濫用が世界の危機を招いたというストーリーが展開された。 アニメのオリジナル設定として、まだ人間が正直だった頃、ドラゴンボールはもともとは大きな一つの球で、神が人間を祝福し与えたものであり人々の願いをかなえるため神殿に飾られていたが、人間たちが欲深くなったためにそれを神様が7つの球に分割し、各地に散らばらせた、ということがアニメ『ドラゴンボール』の第33話後半パートで亀仙人の口から語られた。この回では亀仙人はドラゴンボールのことを伝説や言い伝えとして知っていたが、どういう形をしているのか知らなかった。 『ドラゴンボール超』において、第6および第7宇宙のナメック星人がそれぞれ大昔に大きな願い球(大きさ的には星サイズ)の欠片から削りだし作り出したと破壊神シャンパから語られている。それ故に製作者の限界を超えることができないという制限が存在している。本物の願い球においてはその限界がほぼないとも語られている。また、ドラゴンボールを作れる種族は、ナメック人という別の世界から宇宙に移り住んだ種族であり、ナメック星ではない所に住み着いたナメック人もいるとムーリから語られた。元々ドラゴンボールはナメック人の勇者をたたえる儀式に使うもので、困難の末に探しだした勇者に褒美として願いを叶えてあげるというものだった。 『DRAGONBALL EVOLUTION』では二千年前にピッコロ大魔王を魔封波で封じこめた七人の老師が、のちの世の敵を倒すためにドラゴンボールを作った設定になっている。
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