後半パート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 16:34 UTC 版)
「怪談と踊ろう、そしてあなたは階段で踊る」の記事における「後半パート」の解説
優花が、刑事としての捜査を開始する。事故現場のプレハブの階段は、校舎からは死角となっており目撃者はいない。事情を聞くにも、田無は意識不明になっており、その他めぼしい証拠もない。仕方なく優花は、事件の始まりである「黒板落書事件」の犯人を探し出そうとする。 友宏たちも犯人を突き止めようと行動するなか、田無と仲の悪かった佐藤理恵が浮かび上がる。佐藤にアリバイを聞くが、「静かな図書館で、一人で新聞を読んでいた」と言う。しかし、友宏は『ある矛盾』を挙げて、佐藤が図書館にいなかった事を指摘する。だが、佐藤は屋上にいて、階段から落下した田無を発見した第一発見者であったことを告白する。そして、「カバン事件」の目撃者も佐藤であったことが判明するが、いずれもいないはずの誰かによる犯行だと言う。田無の自作自演を疑うが、田無のメリットが存在しない。 友宏が、優花と「呪い」について話している最中、田無の意識が回復して「犯人は佐藤」だと供述したとの知らせがくる。その後、優花は事件について語らず、佐藤は登校しなくなり、プレハブ校舎も屋上も立入禁止となる。誰もが「佐藤が逮捕された」と噂する中、人が変わったように物静かで凄みを帯びた田無が復学する。田無は神聖視されるようになり、「お骨サマの呪い」は形を変え、田無の敵になった者に対して実行されるようになる。 友宏は、優花に「お骨サマの呪い」を作ったのは自分だと白状し、事件の真相について聞くのだった。
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