ソ連・ロシア連邦
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「タランタル型コルベット」の記事における「ソ連・ロシア連邦」の解説
ソ連向けには98 隻が建造され、海軍や国境警備隊で運用された。一部は、その後海外へ転売されている。 ロシア海軍に継承後も、2005年現在で23 隻のタランタル型を保有していた。その後も、12411型を中心に各艦隊で運用が継続されている。艇の名称は、ソ連時代にはそのほとんどが「ミサイル艇」(ロシア語では「ロケット艇」となる)を表す「R」に番号を組み合わせた単純なものであったが、ロシア海軍になってから一部の艇に固有の名称が与えられるようになった。また、一部の艇はソ連時代に共産主義を記念する艇名が与えられていたが、それらは一括してソ連崩壊後に改称された。現在、ロシア海軍で運用する1241型に用いられている名称は、都市名か、都市・地方などに因んだ名称である。 以下に一覧を示す。なお、造船所所在地名は現在の名称で、建造当時の名称とは異なる場合がある。 1241型 - 1 隻 艇名別称工場番号起工竣工除籍その後TsMKB「アルマース」・レニングラート造船工場(サンクトペテルブルク)1 R-5Р-5 カリニングラーツキイ・コムソモーレツКалининградский комсомолец No.401 1975/ 1979/01/30 2002/4/10 ロシア海軍時代にR-49、ボーロフスクと改称 12411T型 - 12 隻 艇名別称工場番号起工竣工除籍その後TsMKB「アルマース」・レニングラート造船工場(サンクトペテルブルク)1 R-255Р-255 キーロフスキイ・コムソモーレツКировский комсомолец No.403 1976/ 1980/12/30 2002/4/10 ロシア海軍時代にR-255に戻る 2 R-256Р-256 ポルターフスキイ・コムソモーレツПолтавский комсомолец No.404 - 1982/ 1989/ ブルガリア海軍へ譲渡 3 R-6Р-6 - No.405 - 1983/12/30 2002/4/10 - スレドネ=ネーフスキイ造船工場(サンクトペテルブルク・ポントーヌイ)1 R-54Р-54 クラスノダールスキイ・コムソモーレツКраснодарский комсомолец No.200 1981/04/21 1984/02/03 1997/08/12 ウクライナ海軍へ譲渡 2 R-63Р-63 クーイブィシェフスキイ・コムソモーレツКуйбышевский комсомолец No.202 1981/11/09 1985/10/06 1997/08/12 ウクライナ海軍へ譲渡 3 R-101Р-101 ストゥピネツСтупинец No.203 1982/06/27 1985/09/30 - ロシア海軍カスピ小艦隊にて現役 4 R-129Р-129 クズネツクКузнец No.204 1983/02/03 1985/12/28 - - 5 R-257Р-257 - No.205 1983/05/03 1986/10/31 - - ハバーロフスク造船工場(ハバーロフスク)1 R-42Р-42 - No.901 - 1983/03/30 2001/05/03 - 2 R-45Р-45 - No.902 - 1983/12/26 1995/08/04 - 3 R-69Р-69 - No.903 1980/ 1984/09/30 1995/08/04 - 4 R-79Р-79 - No.904 1980/ 1984/12/19 - - 1241.7型 - 1 隻 艇名別称工場番号起工竣工除籍その後スレドネ=ネーフスキイ造船工場(サンクトペテルブルク)1 R-71Р-71 - No.201 1981/12/08 1985/10/06 - ロシア海軍黒海艦隊にて現役 12411型 - 33 + 1 隻 艇名別称工場番号起工竣工除籍その後TsMKB「アルマース」・レニングラート造船工場(サンクトペテルブルク)1 R-46Р-46 - No.402 - 1981/12/29 1994/12/17 - スレドネ=ネーフスキイ造船工場(サンクトペテルブルク・ポントーヌイ)1 R-47Р-47 タンボーフスキイ・コムソモーレツТамбовский комсомолец No.206 1983/06/22 1987/12/13 - ロシア海軍時代にR-47に戻る 2 R-60Р-60 ブーリャБуря No.207 1985/10/12 1987/12/12 - 2005年、新型CIWS「パラシ」試作品を搭載し運用試験を行う。 3 R-160Р-160 ポルターフスキイ・コムソモーレツПолтавский комсомолец No.208 1986/02/27 1988/08/08 - 小型砲艦に改装されMAK-160に改称した。その後、個艦名«ゴォメルィ»«Гомель»が与えられた。 4 R-187Р-187 ザレチヌイЗаречный No.209 1986/07/18 1989/03/04 - - 5 R-239Р-239 グロァザГроза No.210 1987/10/05 1989/09/21 - - 6 R-334Р-334 イヴァノヴェツИвановец No.211 1988/01/04 1989/12/30 - - 7 R-109Р-109 - No.212 1989/07/24 1990/10/20 - - 8 R-291Р-291 ディミトロフグラードДимитровград No.213 1989/07/25 1991/05/30 - - 9 R-293Р-293 モルシャンスクМоршанск No.214 1991/04/30 1992/03/23 - - 10 R-2Р-2 - No.215 1991/ 1999/ - - ハバーロフスク造船工場(ハバーロフスク)1 R-66Р-66 - No.905 - 1985/05/31 1995/08/04 - 2 R-85Р-85 - No.906 - 1985/09/30 1998/03/16 - 3 R-103Р-103 - No.907 - 1985/05/31 1998/03/16 - 4 R-113Р-113 - No.908 - 1985/12/30 1997/07/17 - 5 R-158Р-158 - No.909 - 1986/10/30 1996/07/31 - 6 R-76Р-76 - No.910 - 1986/12/30 1996/07/31 - 7 R-83Р-83 - No.911 - 1986/12/30 2001/05/03 - 8 R-229Р-229 - No.912 - 1987/09/30 2002/04/10 - 9 R-230Р-230 - No.913 - 1987/12/30 1997/07/17 - 10 R-240Р-240 - No.914 - 1988/10/30 2002/04/10 - 11 R-261Р-261 - No.915 - 1988/12/31 - - 12 R-271Р-271 - No.916 - 1989/09/05 2005/06/22 - 13 R-442Р-442 - No.917 - 1989/12/16 2005/06/22 - 14 R-297Р-297 - No.918 - 1990/09/ - - 15 R-298Р-298 - No.919 - 1990/12/ - - 16 R-11Р-11 - No.920 - 1991/09/ - - 17 R-14Р-14 - No.921 - 1991/12/ - - 18 R-18Р-18 - No.922 - 1992/09/ - - 19 R-19Р-19 - No.923 - 1992/12/ - - 20 R-20Р-20 - No.924 1989/ 1993/12/ - - 21 R-24Р-24 - No.925 1989/ 1994/ - - 22 R-29Р-29 - No.926 1992/ 2003/09/24 - - 1242.1型 - 1 隻 艇名別称工場番号起工竣工除籍その後NPO「ヴィーンペル」・ルィービンスク造船工場(ルィービンスク)1 R-5Р-5 - No.216 1994/1/27 2000/5/23 - R-32に改称 1241RE型 - 25 隻 艇名別称工場番号起工竣工除籍その後NPO「ヴィーンペル」・ルィービンスク造船工場(ルィービンスク)1 R-26Р-26 - No.01710 - 1981/03/30 2002/04/10 ソ連海軍へ納入 2 R-?Р-? - No.01711 - 1983/12/28 - ポーランド海軍へ売却 3 R-?Р-? - No.01712 - 1984/03/31 - ポーランド海軍へ売却 4 R-?Р-? - No.01713 - 1984/ - ドイツ人民海軍へ売却 5 R-?Р-? - No.01714 - 1985/ - ドイツ人民海軍へ売却 6 R-?Р-? - No.01715 - 1986/ - ドイツ人民海軍へ売却 7 R-?Р-? - No.01716 - 1986/ - ドイツ人民海軍へ売却 8 R-?Р-? - No.01717 - 1986/ - ドイツ人民海軍へ売却 9 R-?Р-? - No.01718 - 1987/ - インド海軍へ売却 10 R-?Р-? - No.01719 - 1988/ - - 11 R-?Р-? - No.01720 - 1988/ - - 12 R-?Р-? - No.01721 - 1988/ - - 13 R-?Р-? - No.01722 - 1988/01/13 - ポーランド海軍へ売却 14 R-?Р-? - No.01723 - 1989/02/04 - ポーランド海軍へ売却 15 R-?Р-? - No.01724 - 1990/ - - 16 R-?Р-? - No.01725 - 1990/ - - 17 R-?Р-? - No.01726 - 1990/ - - 18 R-?Р-? - No.01727 - 1990/ - イエメン海軍へ売却 19 R-69Р-69 - No.01728 - 1994/ - ベトナム人民海軍へ売却 20 R-104Р-104 - No.01729 - 1994/ - ベトナム人民海軍へ売却 21 R-?Р-? - No.? - 1999/ - - 22 R-?Р-? - No.? - 1999/ - - ヤロスラーヴリ造船工場(ヤロスラーヴリ)1 R-600Р-600 - No.? - 1990/ - イラク海軍へ売却中止、ルーマニア海軍へ引き渡し 2 R-601Р-601 - No.? - 1991/ - ルーマニア海軍へ引き渡し 3 R-602Р-602 - No.? - 1991/ - ルーマニア海軍へ引き渡し ソ連時代より、各艦隊への配備状況は以下の通り。 所属1241/12411T/1241RE/12417型12411型12421型BF R-5(退役)、R-6(退役)、R-26(旧ChF)(退役)、R-129、R-255(退役)、R-257(旧ChF) R-2(1998/より)、R-47、R-187、R-291、R-293 R-32 ChF R-54(VMSUへ)、R-63(VMSUへ)、R-69(VNNへ)、R-71、R-104(VNNへ)、R-256(BMSBへ)、R-334、R-600(FNRへ)、R-601(FNRへ)、R-602(FNRへ) R-46(退役)、R-60、R-109、R-160(1992/01/よりKVF)、R-239 SF R-101(1989/よりBF、1993/よりKVF) TOF R-42(退役)、R-45(退役)、R-69(退役)、R-79 R-11、R-14、R-18、R-19、R-20、R-24、R-29、R-66(退役)、R-76(退役)、R-83(退役)、R-85(退役)、R-103(退役)、R-113(退役)、R-158(退役)、R-229(退役)、R-230(退役)、R-240(退役)、R-261、R-271(退役)、R-297、R-298、R-442(退役)
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ソ連・ロシア連邦
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2022年5月4日に「反ロ」だとして、63人の日本人がロシア連邦への恒久的な入国禁止措置が発表された。その中でも、読売は経営者のみ(渡邉恒雄)、日経は経営者と編集局長の二人だけであるところ、産経新聞は飯塚浩彦社長・近藤哲司専務取締役だけでなく、唯一論説委員である斎藤勉論説顧問・遠藤良介外信部次長兼論説委員も入国禁止措置リストに入れられている。「メディア関係者」で最多、自民党(在任中は党籍離脱する衆参議長含む25人)に次ぐ入国禁止措置対象者母体となっている。ロシア駐日大使館が過去にツイッターで産経への非難をしてきたことにも触れ、新田哲史はメディア関係者で唯一論説委員までも入国禁止措置が取られたことについて、「それだけ敵性メディアとしてやや別格扱いなのだろう。産経は誇っていい。」と述べている。
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ソ連 ロシア連邦
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