ゼイガン砦の“十人衆”
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 00:32 UTC 版)
「鉄拳チンミ」の記事における「ゼイガン砦の“十人衆”」の解説
ガンテイ 2本の剣が重なって1つになっている特殊な武器「黒翼剪剣」の使い手で、十人衆でも別格の実力者。残忍な性格で興奮すると目が赤く充血する。表向きゼイガンには従順に振舞っているが、裏ではマウロンで禁止されている麻薬売買を行って勢力を強め、いずれ自分が頂点に立つ野心を持つ。侵入者狩りには興味を持っていなかったが、砦の昇降機まで辿り着いたグンテ、ダルト、ペグを同時に相手取って圧勝。その後ミト姫の護衛達の生還を賭けた決闘をチンミと行い、満身創痍のチンミを追い込むも一瞬の隙を突かれて敗北する。ゼイガンに叛意を見抜かれており、そのまま捕縛された。 ハクシン 通背拳の使い手。通背拳を“凶器として使いこなす”レベルまで極めており、チンミと壮絶な通背拳合戦を繰り広げる。師はあのオウドウであり、かつて家族の仇であるマフィアを殺したことで町を追われ、人喰い虎のいる森に逃げ込んだところをオウドウと出会い弟子入りした。チンミに敗北した後は傷付いた身体を引き摺ってチンミとガンテイの決闘を見届ける。自分との戦いでのダメージを残したままガンテイまで倒したチンミの実力に深い敗北感を覚えながらそれを清々しく感じている自分の変化に気付き、マウロンを離れることを決める。 ザコウ 2本のナイフ使い。キョウイ、シンチョウと行動を共にすることが多く、砦内壁の戦いでも二人と共にチンミ、グンテ、ダルトと戦う。足場が崩れた際に一人だけ転落を免れ、後に昇降機に向かうダルト達を不意打ちするがペグのカウンターを受けて倒される。 キョウイ 刀使い。ザコウ達と共に砦内壁でチンミ達と戦うが、折れた木材が腕に刺さった上に足場の崩落にシンチョウと共に巻き込まれる。 シンチョウ 十人衆の中でも一番の巨漢で2本の手斧を同時に振るう。頭に血が上ると敵味方の区別なく大暴れしてしまう悪癖がある。砦内壁で階段の陰に隠れてグンテに不意打ちするがチンミに気付かれ失敗に終わる。最後はキョウイと共に転落する。 チョウカク ガッシリとした体格のモヒカン男。ボクシングの様な構えで戦い、猛烈な勢いで拳打を連発する「飛岩百拳」が必殺技。チンミの芝居に騙されかけるなど頭の弱そうな一面もあるが、そこからの不意打ちにはきっちり反応してみせた。一度チンミに敗れた後、ガンテイとチンミの決闘に割って入ってチンミにリベンジしようとしたが、楽しみを邪魔されて怒ったガンテイに倒される。 シンデン 片方がロープで相方を吊り下げて振り回し、一気に長距離を移動する大技「振り蜘蛛」の使い手。跳ぶ担当。チンミ達とザコウ達の戦いの隙を突いて「振り蜘蛛」でミト姫を奪還するが、技後のロープが結ばれたままで追いかけられない隙に再度逃げ出されたり、顔面に唐辛子の粉が入った壷をぶちまけられて悶絶したりと不幸が続く(ハイカツによると昔から女運が悪いらしい)。その後砦内部の吹き抜けのある部屋で「振り蜘蛛」でチンミ、グンテを強襲。グンテを吹き抜けに落とそうとするが、チンミに取り付かれて蹴りを喰らい気絶した上にそのままハイカツに武器として使われるなど、最後まで酷い扱いを受けた。 ハイカツ シンデンの相棒。「振り蜘蛛」の吊る担当。グンテを助けようとしていたチンミに気絶したままのシンデンをぶつけてグンテを転落させる。グンテが転落死したと思って動揺したチンミを仕留めようとするが、怒りの通背拳を喰らって倒される。 サル使い 名称不明。マントヒヒを相棒として連れており、本人もサルのような風貌をしている。十人衆の中では最初にチンミ達と交戦した。部屋から抜け出したミト姫を発見し追跡。彼女を守ろうとしたゴクウをマントヒヒに襲わせる。駆け付けたチンミをマントヒヒと共に追い込むが、チンミとゴクウの連携で動きを止められたところを通背拳でまとめて撃ち抜かれて敗北する。自分達を倒したチンミには一目置いたらしく、ガンテイとの決闘に臨むチンミに死んで欲しいようなそうでもないような・・・・・・と複雑な心境を見せた。 流星錘使い 名称不明。黒い肌とおかっぱ頭が特徴でグンテからは「オカッパ」と呼ばれる。長い紐の両端に錘の付いた武器「流星錘」を使う。ミト姫を保護して脱出口を探すグンテ、ダルトと交戦。変幻自在の攻撃で二人を圧倒するが、剣を入手したダルトが本領を発揮し始めると逆に押され始め、二人の同時キックを喰らって倒される。
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