スナート家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:00 UTC 版)
「アローバースの登場人物」の記事における「スナート家」の解説
泥棒一家。 レナード・スナート Leonard Snart → #レナード・スナート リサ・スナート Lisa Snart / ゴールデン・グライダー Golden Glider 【演者】ペイトン・リスト(英語版) 【吹替】喜多村英梨 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン1 レナード・スナートの妹。全体的に兄に似た性格で、つむじ曲がりな態度であり、蠱惑的な自身をゴールドに例える自賛をしているなど余裕を崩さない。シスコが開発した物体を金属に変える銃「ゴールドガン」を武器に殺しにも躊躇なくその力を振るう。 また、シスコに名前を強請る、信頼する相手には親身に接し命すら預けるといった随所でレナードに通じるものがある。 フラッシュ〈シーズン1〉 レナードとミックが逮捕され輸送されている所を襲撃し、二人の逃走を成功させた。 再登場した際にはウィッグを着用してバーでバリーと談笑していたシスコに色仕掛けで拐かし拉致。レナードが別途誘拐していたダンテの身柄を脅しの材料としてゴールドガンを製造させる。また興奮状態になったミックを窘める役割もになっている様子。しかし走行中の現金輸送車を襲撃している際に運転役のレナードがフラッシュに連れていかれたためにコントロール不能になったバイクが横転。ミックと共に昏倒した。 犯罪者メタヒューマンの輸送にも協力し、ここでシスコからゴールデン・グライダーの名を貰った。 フラッシュ〈シーズン2〉 ルイスに脅され強盗行為を働くレナードを救うべくチームフラッシュに接触する。前シーズンとは違い本心からの協力のため挑発的な態度はとらずレナードの身の安全を危惧し、レナードがルイスと結託していると疑われた際には真っ向から否定し兄との信頼関係が生半可なものではないと知らしめた。また、幼少期のルイスの虐待でできた傷が無数にあることが判明した。空気に触れただけでも爆発する爆弾をつけられていると知り、処置に踏み切れなかったシスコに信頼の意を示して命を預け無事生還。感謝を伝えるとバイクに乗りシスコに見送られながら去っていった。 ルイス・スナート Lewis Snart 【演者】マイケル・アイアンサイド 【吹替】飯塚昭三 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン2 レナードとリサの父。元警官。レナードと違い冷酷で残忍な性格で実子であるレナードとリサを平然と凶器で脅して利用し、躊躇なく殺人を犯すなど見下げ果てた人物。これは昔からだったようでレナードの妹で娘のリサを躾と称して虐待していたため、レナードに恨まれている。 相手の頸部に超小型のテルミット爆弾を埋め込む手口で脅迫し、犯罪の片棒を担がせる。リサを人質にして、息子のレナードに強盗を手伝わせた。 レナードと違い、計画に不備があった場合や用済みとなった人材はすぐさま殺しに走ろうとするなど短慮さが目立つ(レナード曰く「馬鹿」)。また「コールドガン」を「フリーズガン」と間違えるなど名前に対して頓着がない。 フラッシュ〈シーズン2〉 刑務所から出所し、全く懲りることなく犯罪行為を再開。この上リサに爆弾を埋め込むなどかなり悪質な手段でレナードを無理矢理従わせていた。レナードと話していたバリーをメンバーに加え宝石強盗を決行し、ドアロック解除に成功したバリーを射殺(実際にはスピードを活かしたバリーに銃弾をキャッチされていた)。フラッシュが現れるとレナードに殺させようと爆弾の起動スイッチをちらつかせるが、シスコによって爆弾は解除され事態を把握する間もなくレナードにコールドガンで撃たれ絶命。散々利用していた息子に引導を渡されるという皮肉な末路を辿った。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン1〉 タイムトラベルによりリサが生まれる前のルイスが登場。この時は家に侵入していた不審者(大人になったレナード)に拳銃を突き付け「俺の息子から離れろ」と言い子供のレナードを守ろうとするなど親としてはまともな人物であった。逮捕の原因になる強盗事件を回避するために代わりに盗んだ宝石を大人のレナードから渡され、未来が変わるのかと思われたが、宝石を換金するために赴いた店で結局逮捕されていた。この結果を見たレナードは「どこまで馬鹿なんだ」と呆れ果てていた。
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