スニ71形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/07 21:18 UTC 版)
当初から荷物車として製造された、車体長20mのグループに付された形式である。1947年から1949年(昭和24年)にかけて汽車製造支店、川崎重工業および近畿車輛で17両が製造された。車体を新製した車両は、1,800mm幅の荷物扉が2か所、20m級電車の車体を流用した車両は1,100mm幅の荷物扉が3か所になっていた。荷重は14t。製造当初はスニ71形だったが、その後重量記号が変更されたため、形式をマニ71形と改めた。のちに4両が電気暖房化され、原番号+2000が付番された。スニ71 10は、書類上スハフ32 256を復旧した車両だが、台枠にUF44Aと3軸ボギー用を使用したので、本形式の他の車両と比べると心皿間の距離が短く、13300mmとなっていた。また、スニ71 18はマニ77 6の編入車であるが、使用台枠の形式からして、3軸ボギー台車を装着したとは考えにくく、付番ミスと考えられる。 > 番号新旧対照
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