重量記号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 08:47 UTC 版)
換算両数も参照 記号重量中央値換算両数(なし) 2軸車 - - コ 22.5t未満 - =<2.0 ホ 22.5t以上 27.5t未満 25t 2.5 ナ 27.5t以上 32.5t未満 30t 3.0 オ 32.5t以上 37.5t未満 35t 3.5 ス 37.5t以上 42.5t未満 40t 4.0 マ 42.5t以上 47.5t未満 45t 4.5 カ 47.5t以上 - 5.0=< 重量記号が付されるのは、ボギー客車のみである。二軸車(およびかつての三軸車)には重量記号は付されないため、記号は用途記号のみで標記される。 ハハフ30 オハ30 オハフ30 31 オハ31 オハフ31 32 スハ32 スハフ32 33 スハ33 オハフ33 34 オハ34 オハフ34 35 オハ35 スハフ35 36 スハ36 オハフ36 客車は機関車に牽引されることから、運用する際には常に重量を配慮する必要がある。従ってその形式記号の最初に重量記号が含まれている。用途記号が同じ同一車種(ロネ・ハネ・ハ・ニ等、またハとハフも区別する)については落成した順に形式番号を付けたため、重量記号のみが異なる形式番号(例えば、オハ35形に対するスハ35形)は存在しないのが原則であった。例としてハとハフについて、2軸ボギー車の最初の30 - 36の形式を表に示す。20系登場以後、形式番号の区分の仕方が変わったため国鉄末期時点ではこの原則が大幅に崩れ、形式番号が同じで重量記号のみが異なる車両が大量に出現した。 ここでの「自重」とは、客車自体の重量に、定員分の乗客又は規定積載量の荷物・郵便物の重量を加えたものをいう。従って、荷物車等には積載量を減らして重量クラスを落とす措置をしたものも存在する。(60系客車のスハニ→オハニ61や10系客車のオユ12/スユ13等が該当) 以下に国鉄およびJRグループでの客車重量記号を示す(多くは私鉄でも準用された)。重量記号には各クラス毎に語源がある。
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