スニ40形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 00:38 UTC 版)
1968年(昭和43年) - 1969年(昭和44年)に41両 (スニ40 1 - スニ40 33, スニ40 2034 - スニ40 2041) が新潟鐵工所で製作された。 全室をパレット搭載室とした形式で、積載能力は B 形パレット24個(荷重 17 t)である。車体はワキ10000形と基本構造を同じくするが、全長はワキ10000形 (15,850 mm) より 850 mm 長い 16,700 mm 、自重は 23.0 t である。妻面は前後ともプレス加工鋼板を用い、貫通扉は設けられず隣車との往来はできない。留置ブレーキは有蓋貨車と同一の仕様で、足踏み式のブレーキテコ・作業員用のステップや手すりを車体側面に設ける。前期製造車と後期製造車で連結面が異なり、前期車ではジャンパ栓の設置が連結器を挟んで片側が妻板を貫通、反対側が床下設置となり所属銘板・製造銘板も連結器の左右に振り分けて取り付けられているのに対し、後期車ではジャンパ栓の設置が両側とも妻板を貫通し、銘板も台座にまとめられて妻板に設置されている。
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