シリーズの終焉とその後
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「EPSON PCシリーズ」の記事における「シリーズの終焉とその後」の解説
1993年1月、NECがそれまでのラインナップを一新して98MATE(PC-9821シリーズ)と98FELLOWを発売。EPSON PCシリーズ後続のPC-486/586シリーズにおいてはPC-9821の機能拡張の中核をなすPEGC相当のVGA解像度グラフィック機能の実装や、PC-9801-86相当FM/PCMサウンド機能の搭載は行われなかった。エプソンはパソコンの価格設定やコンセプトで独自の魅力を打ち出せずにいた一方、プリンター事業は急成長しており、その収益でパソコン事業のてこ入れを試みていた。1993年9月「PC-486HX」においてはPCI 1.0準拠(スロットのコネクタ形状は規定されていなかったため独自形状)のローカルバスを搭載するなど独自拡張路線を貫いたが、1995年6月の「PC-586RJ」をもってシリーズは終焉を迎えた。 エプソンは、エプソン販売がVividyシリーズを、エプソン販売の子会社エプソンダイレクトがEndeavorシリーズを立ち上げるなど、PC/AT互換機路線に移行し、EPSON PC シリーズは登録ユーザへのアップグレードパーツの優待販売とWindows 95の販売をもって、サポートを終了した。 その後、エプソンは「プラットフォーム・エミュレータ 98/V」を発売し、その体験版を無償で公開した。「98/V」はVividyやEndeavorをはじめPC/AT互換機上でPC-9800シリーズ用ソフトウェアを動作させるためのエミュレータソフトウェアである。 「98/V」は純粋なソフトウェアエミュレータ版とEGC互換チップ等を実装したISAカードと専用ソフトウェアがセットとなったハードウェアエミュレータ版の2種が提供された。前者にはGRCG相当の描画機能しかサポートしなかったものの、使用条件を満たすPC/AT互換機上であれば機種を選ばず動作するというメリットがあり、後者にはISAスロット1本の消費と引き替えに、ソフトウェア版に比して格段に高速な動作とEGC相当の描画機能が提供されるというメリットがあった。 とは言え、これらはいずれもPC-9801-26K以降のNEC純正FM音源を公式にはサポートしなかった(後にユーザーによりフリーソフトが作成された)ためにゲームには不向きであった。それ故、EPSON PC ユーザーは以後Windowsの快適な環境を最優先にPC/AT互換機に乗り換えるか、それともMS-DOSゲーム環境を重視して、この時期以降急激に低価格化していったPC-9821シリーズを購入するかの二者択一を迫られることになっていったのである。
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シリーズの終焉とその後
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「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル・魂のラジオ」の記事における「シリーズの終焉とその後」の解説
こうして、1992年1月から放送開始し、一旦の中断期間を経て2000年3月に『魂のラジオ』として復活するも、前述したように2015年3月28日をもって番組が終了。これにより、空白期間を含め23年3ヶ月にわたって放送されていた福山雅治のオールナイトニッポンシリーズが幕を閉じた。なお、番組終了については福山自身が決断したといい、2014年に入って関係者に対して伝えていた。福山は2014年12月13日の放送の中で「深夜放送のパーソナリティーを卒業します」とした上で、「1番(の理由)は生放送を続けていくのが難しい」「体力的に厳しい。眠いな、と」と話した上で、理由を説明し、リスナーにお詫びした。なお、福山がラジオの深夜放送をするのが厳しいと思い始めたのは、「2010年の『龍馬伝』のとき」だったという、また、福山は「ぼくにとって、深夜の生放送というのがラジオをやる上で大切なポイントだった」とニッポン放送側から打診された別の時間帯での番組継続を辞退した理由についても語った。当日番組開始前には約3,000人、終了後には1,000人のファンがニッポン放送本社前に駆けつけた。 番組終了後の2015年4月8日に、本コーナーを収録したCDアルバム『「魂リク」』が発売されることが明らかになった。 2016年3月19日、一夜限りの復活を果たすことが決定した。
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