番組終了について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/06 22:43 UTC 版)
「エバーウッド 遥かなるコロラド」の記事における「番組終了について」の解説
本作は元々、2006年秋に始動することが決まったThe CW系列の継続番組候補に入っていた。しかし、同5月初旬にThe WB系列で放送された『7th Heaven』の最終回が高視聴率を獲得すると、The CWは同番組を受け継ぐことを発表。しかし、放送枠には限りがあるため、本作か『One Tree Hill』を打ち切るか、あるいは新番組の『Runaway』の放送を見送るか、という決断を迫られた。 最終的に、新生ネットワークとしては旧ネットワークからの継続番組ばかりではなく、独自のドラマも放送したいということと、本作よりも『One Tree Hill』の方が将来性がありそうだ、という判断により、本作の打ち切りが決定。ただし、本作のシーズン・フィナーレ/最終回の収録時には継続か打ち切りかが未決定だったため、どちらにも対応できるよう、2つの異なるヴァージョンが作られた。 「Save Everwood」サイトなどで、ファンによる継続嘆願運動も行われたが、その効果もなく、結局、最終回ヴァージョンが放送され、番組終了となった。 ちなみに、新番組の『Runaway』は3話限りで打ち切られ、旧The WBネットワークでは10シーズンにわたって放送されていた『7th Heaven』もThe CW移行後は1シーズンしか放送されなかった。一方、『One Tree Hill』はその後、人気が上がり、全9シーズンにわたって放送された。 『Runaway』の早期打ち切りなどにより、ファンの間には本作の再開への期待も高まったが、製作総指揮・脚本のグレッグ・バーランティはすでに、『ブラザーズ&シスターズ』など数本の新番組のプロデューサーとして、ABC系列に引き抜かれてしまっていた。バーランティは、その後も、ABC系列向けに『ダーティ・セクシー・マネー』、『弁護士イーライのふしぎな日常』など、新番組を次々と企画・製作している。 また、『ブラザーズ&シスターズ』の第1シーズン途中から、本作でエイミーを演じたエミリー・ヴァンキャンプがレギュラーとして参加し、本作のDr.ブラウンことトリート・ウィリアムズも数回ゲスト出演した。一方、本作のDr.アボットことトム・アマンデスも『弁護士イーライのふしぎな日常』に準レギュラーとして参加した。
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