サラダ・ドレッシングの例とは? わかりやすく解説

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サラダ・ドレッシングの例

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 16:44 UTC 版)

サラダドレッシング」の記事における「サラダ・ドレッシングの例」の解説

サラダドレッシングは、国・地域・各家庭レストラン毎に味が異なるため、販売されている加工食品商品名称は「…風」を意味する言葉となる。 サウザンド・アイランド マヨネーズケチャップベースに、細かく刻んだ玉葱ピーマンなどの野菜ピクルス加え香辛料風味整える。日本ではサウザンアイランド)」と呼ばれる場合がある。名称の由来には諸説ある。刻んだ野菜薬味ドレッシング浮いているのをアメリカニューヨーク州北部)とカナダオンタリオ州西部)の国境にあるサウザンド・アイランズThousand Islands、「千の島々」)に見立てた ニューヨークウォルドルフ=アストリア・ホテル経営者ジョージ・ボルト(George Charles Boldt)が、釣り場案内人の妻ソフィー・ラロンドが伝えたというドレッシングレシピをある女優から聞いたのが、サウザンド・アイランズ別荘であったことから 1910年シカゴのブラックストーン・ホテル(Blackstone Hotel)でこのドレッシング開発したソフィー・ラロンドの出身地サウザンド・アイランズであったことから、女優メイ・アーウィンMay Irwin)が命名した イタリアン・ドレッシング 、酢またはレモン汁、油、塩、胡椒砂糖刻んだ玉葱ピーマンニンニクオレガノフェンネルディルなどを混ぜ合わせたもの。色は黄色めで透明。これもアングロアメリカ生まれたドレッシングで、イタリア本国では見られないイタリアでヴィネグレット風のドレッシング一般的)。(→en:Italian dressingフレンチ・ドレッシング アングロアメリカ甘酸っぱいドレッシングで、プレーンな白とトマト風味の赤がある。フランスでサラダドレッシングとして用いられるヴィネグレットとは全く風味異なる。 なお、フランス語にはドレッシング該当する語は存在せず種別ごとに呼称存在する。ソース・ヴィネグレット、ベーコンソース、マヨネーズソースなど。 和風ドレッシング 青じそ風味醤油ごま味、わさび醤油味、ゆず、わさび、ゴマ七味など日本独特の食材使用して作られる発明者日本人推定される)。 中華風ドレッシング ごま油などで甘辛く味付けされており、中華料理に合う(同上)。 ランチ・ドレッシング アメリカ合衆国見られるもの。サワークリームバターミルク発酵乳一種)、マヨネーズなどに酢を混ぜ合わせ刻み香辛料加えたもの。通常どろっとした濃度である。 ヴィネグレット 酢またはレモン汁などにサラダ油などを混ぜたものが基本であり、これにハーブその他の調味料混ぜて変化をつけることもある。中東サラダドレッシングヴィネグレット似ているが、ヨーロッパヴィネグレットよりも油に対する酢やレモン汁の比率が高い。 ロシアンドレッシング マヨネーズケチャップ混ぜてベースとし、ホースラディッシュチェリーペッパーチャイブ香辛料追加することが多い。

※この「サラダ・ドレッシングの例」の解説は、「サラダドレッシング」の解説の一部です。
「サラダ・ドレッシングの例」を含む「サラダドレッシング」の記事については、「サラダドレッシング」の概要を参照ください。

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