クラスターガンダムとは? わかりやすく解説

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クラスターガンダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 04:14 UTC 版)

ガンダムF90 (架空の兵器)」の記事における「クラスターガンダム」の解説

未知なる型式」のうちの2番目の "Y" として開発される建造されていたF90の3号機素体ベース開発されており、そのため「F90サード」とも呼ばれる(F90特有の識別コードから "F90Y" とも呼ばれる)。F91同時期に開発されたともいわれるが、その開発目的F91で一応の到達点に達した高性能MSを、F90と同等テストベッドとして使用するためである。 さらに、対抗企業フォーミュラ計画データ盗用しているとの情報もあるため、コア・ブロック・システム搭載しデータ漏洩を防ぐために機体データ管理管制中枢コア・ファイター集約する形で設計されている(パイロット生還率向上も考慮)。また、かつて機体強奪されたことを教訓とし、コア・ファイターそのもの機体稼働キーとしている。コア・ファイター後部には、MS形態時のバックパックとしても機能するブースター装着するコア・ブロック背部から水平にドッキングしキャノピー部分モニター切り替わるバックパック換装含め、F90シリーズミッションパック装備することも容易であり、さらにハードポイントからエネルギー供給も可能となっている。バイオコンピューター搭載されているとする資料もあり、パイロット技量次第では金属剥離効果 (MEPE) も可能とされる宇宙世紀軍事雑誌月刊MSジャーナル」の増刊ダイジェスト版 第5号 冬の大サービス号」によれば宇宙世紀0122年11月20日サナリィ開発部の月本部においてF90IIIをマスコミ公開する発表するが、そこで公開されたのは開発のことすら知られていなかったF91試作1号機だったとされる。なお、本機ロールアウト同様に高性能小型MSコア・ブロック・システム採用したAE社のネオガンダムと同じ01232月であるが、ネオガンダムのほうが先であり、遅れをとったサナリィ総力挙げて完成させている。 おもな武装 メガ・ビーム・バズーカ サナリィによって新規設計され実験的に本機装備される腰部側面ハードポイントに1門ずつ接続しヴェスバー匹敵する強力なビーム兵器としての使用が可能。なお、本機の名称の「クラスター」は「収束」の意であり、優れた威力をもつ本武装にちなん初陣のあとに付けられている。また、腰部ハードポイントにはビーム・ライフル接続して射撃も可能とされるアニメ『機動戦士Vガンダム』では、宇宙世紀0153年にはハードポイント接続用のコネクタエネルギーパック容量改良したモデルAE社によって生産され連邦軍ジェムズガンジャベリン、およびリガ・ミリティアMS使用している。 ビーム・シールド 新たな技術導入されており、F91同様機体から分離した状態でもある程度稼働可能。本体からのエネルギー供給ビーム・ライフル同規模の伝達回路で可能となっており、一説にはビーム・シールド以外の機能盛り込もうとしていたとも言われる。F90の実体シールドと同様、グリップ付いた手持ちになっている作中での活躍コミックボンボン増刊の『機動戦士Vガンダム特集号』掲載漫画機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91」(のちに『ガンダム短編集2』に再録された際に「機動戦士ガンダム シルエット・フォーミュラ フォーミュラ91亡霊」に改題)では、ウォルフ・ライル少尉コア・ブースター搭乗しクロスボーン・バンガード制圧され24時間後のフロンティアI潜入サナリィ研究施設からコア・ファイター開発に関する極秘資料入ったメモリーチップ回収後、施設爆破して脱出暗礁宙域秘匿されている機体本体ウォルフには存在知らされていなかった)とドッキングし、デス・ガンズを撃破残り追撃隊は撤退する。この戦闘で、本機MEPEによる「分身」も披露している。なお、同様のストーリープラモデル1/100 クラスターガンダム』付属説明書に、漫画先駆けて記載されている。

※この「クラスターガンダム」の解説は、「ガンダムF90 (架空の兵器)」の解説の一部です。
「クラスターガンダム」を含む「ガンダムF90 (架空の兵器)」の記事については、「ガンダムF90 (架空の兵器)」の概要を参照ください。

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