カルバ共和国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 10:05 UTC 版)
「タイムクライシス プロジェクトタイタン」の記事における「カルバ共和国」の解説
ザビエル・セラノ / Xavier Serrano 「カルバ共和国」の大統領。同国の小さな町コスタ=アズルの貧しい家庭の生まれで、カルバが軍事独裁政権から解放された後の1987年に、初の自由選挙で選出された大統領となった。 貧しい地域のインフラ整備や産業振興に貢献し、温和で奢らないその人となりで、「人民の人」として国民からの信頼も厚く、「プラシッド」という愛称で呼ばれ、親しまれている。 リチャードに狙撃され暗殺されたと思われていたが、実はそのリチャードは同国の暗殺者リカルドの変装で、使用した銃も麻酔銃だった事から死亡しておらず、病院への搬送中に大統領暗殺を機に軍事政権復活を企むカルバ反乱軍に拉致され、ワイルド・ドッグの基地に人質として捕らえられていた。 ステージ3クリア後にリチャードと対面、ワイルド・ドッグが「プロジェクトタイタン」という名のロボット兵器開発計画を企画している事を教え、リチャードに試作品の設計データを渡し、VSSEにリチャードの無実を証明した。 エンディングでは、リチャードをカルバの民主主義を守った功績を称え表彰しようとしたが、表彰はリチャードが受賞式に出席しなかった為に辞退された。 アバカス / Abacus(ヒロイン) ザビエル・セラノ大統領の秘書。本名は「マリッサ・ソレイル(Marissa Soleil)」である(「アバカス」は偽名)。カルバの生まれ。 幼い頃から聡明で、20歳で有名な外国の大学に入り、コンピュータサイエンスの修士号を取り卒業、その後母国カルバで長い間地下の武器貿易と関わっていた、K.A.D.リサーチ社の研究開発にそれとは知らず雇われていた。 その後、セラノ大統領の秘書官となるが、政府高官の秘密貿易に気付いたのと同時に、今回の事件が起こる。 カンタリスにスパイとして潜入し、VSSEに情報を送るもゼウスに捕らえられてしまう。その後リチャードに救出され、大統領暗殺の真犯人はリカルドであることを教え、彼と共に客船を脱出。 エンディングでは、リチャードが受賞式に出席しなかった事を不思議がるセラノ大統領に対し、「何か『急な仕事』を片付けて来ると言っていました」とリチャードが授賞式に出席しなかった理由を語った。 リカルド・ブランコ / Ricardo Blanco ステージ2のボス。カルバ出身の暗殺者で銀髪の傭兵。 リチャードとは髪の毛の色を除けば似ている事からワイルド・ドッグに雇われ、黒髪に染めた上でリチャードに成りすまし、セラノ大統領を麻酔銃で狙撃した。 大統領暗殺を機に軍事政権復活を企むカルバ反乱軍とも繋がっている様で、塒にしている豪華な屋敷はカルバ反乱軍が警備している。 マリッサから情報を入手し屋敷へ辿り着いたリチャードに対し、M16アサルトライフルで攻撃するが、リチャードの銃撃で部下のカルバ反乱軍は全滅され、自身もリチャードの度重なる銃撃を受け敗北。 リチャードとの銃撃戦で負傷し、ヘリコプターで現れた依頼主のワイルド・ドッグに助けを求め、リチャードの事を「捨て駒」呼ばわりしたが、ワイルド・ドッグに邪魔者と見なされた事でガトリングガンで銃撃され、瀕死の重傷を負う。 死亡する直前にリチャードに抱えられ、自分が本当の捨て駒だったと悟ったリカルドは間際にリオ・オロ島の炭鉱跡にワイルド・ドッグの研究所がある事を教え絶命した。
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