オーバビスマシン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 07:47 UTC 版)
「宇宙のステルヴィア」の記事における「オーバビスマシン」の解説
名称を大まかに訳せば「卵(ova)・鳥(avis)のマシン(machine)」。これで太陽系に飛び出すことを卵がかえって鳥になることにかけている。 バッテリーをエネルギーとして、重力制御で飛行している。後部に重力推進器がある。進行方向に「落ち」ている。例えば、ファウンデーションからビアンカが発進するときはビアンカに下向きの重力を発生させているので、下方に「落ち」て行き、その後は任意の方向に「落ち」ていく。このためビアンカでの直立した運転姿勢が可能となった。 操縦は予科生はキーボードで操作するが、教官やケイティのパイロットは人間の視覚とリンクするシステムのDLSを使用している。ちなみに生徒用のもののコックピットはどちらも同じである。 ビアンカ 予科生が乗る練習用のオーバビスマシン。ステルヴィアのビアンカは基本的に白色で統一。 体育祭以降、志麻のビアンカは黄色になっている(OPでは、初佳のケイティと思われる機体と共に宇宙を飛ぶシーン、またはいくつかの場面に登場)。他にも、赤系統にカラーリングされ、角のようなアンテナや記録用ポッド、大型の推進器などが装着されたレイラ専用機等もある。 機体イメージはヒレを振る小魚。練習生専用というわけでなく、単に安価な標準のビアンカを練習機に採用しているだけである。ハードポイントにいろいろなユニットを接続し発展させることができる。 重力推進器が小型のため、スラスターのほか非重力制御のサブエンジンを搭載している。左右には赤と緑の編成灯が、練習機の後部には衝突防止灯がついている。 通常機体下部からコックピットを出し入れするが、緊急時には上部の蓋をふっとばし脱出することも可能である。 ケイティ 本科生が乗るオーバビスマシン。各ファウンデーション毎に色分けされており、学生ではない正規パイロットが乗る場合には、グレー系統にカラーリングされる。作中には出ないが、大気圏内も飛行可能。ただし、通常状態での着陸はできない。機体上部には大気圏用の非常用エアインテークが付いている。 ビッグ4の4人は専用の青いカラーリング、レイラの場合は赤いカラーリングに角突き。 機体イメージはエイ。多数の装備が付いている完成形の状態でロールアウトされる。ビアンカ同様左右の翼に赤と緑の編成灯が付いている。 後に従来のA型からC型に進化。推進器が大きく、管制器が新しくなった。また、コクピット装甲が強化され、主翼が大きくなり、上部インテーク変更、下部インテーク新設、そしてハードポイント追加によりビアンカのようにオプションを搭載できるようになった。ジェネシス・ミッションではこれの改良型が使われ、攻撃、観測、防御と全ての能力がC型に勝る。 ケイティに乗るには試験をパスしなければならない。
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