エド・ウィン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 01:54 UTC 版)
エド・ウィン Ed Wynn |
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『ステージドア・キャンティーン』(1943年)より
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本名 | Isaiah Edwin Leopold |
生年月日 | 1886年11月9日 |
没年月日 | 1966年6月19日(79歳没) |
出生地 | ![]() |
死没地 | ![]() |
国籍 | ![]() |
職業 | 俳優、声優 |
活動期間 | 1903年–1966年 |
配偶者 | Hilda Keenan(1914-1937) Frieda Mierse(1937-1939) Dorothy Elizabeth Nesbitt(1946-1955) |
著名な家族 | キーナン・ウィン - 息子 |
エド・ウィン(Ed Wynn, 1886年11月9日 - 1966年6月19日)はアメリカ合衆国の俳優、コメディアン。
経歴
ペンシルベニア州フィラデルフィア出身。ユダヤ系である[1]。1903年、ボードビルで俳優活動を開始したウィンは、1914年にアメリカで著名な興行王フローレンツ・ジーグフェルド演出の『ジーグフェルド・フォーリーズ』と呼ばれるブロードウェイのシリーズものの舞台劇で舞台俳優として活躍したほか、舞台の脚本や監督も多く務めた。その後は多くの舞台、テレビドラマなどで活躍していた。また映画では1959年公開の『アンネの日記』に出演しアカデミー助演男優賞にノミネートされた。
1966年に食道癌により死去した。
彼の息子のキーナン・ウィンも俳優となり、アメリカで多数の映画・テレビドラマに出演した。
フィルモグラフィ
公開年 | 邦題 原題 |
担当 | 備考 |
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1951年 | ふしぎの国のアリス Alice in Wonderland |
マッドハッター | |
1959年 | アンネの日記 The Diary of Anne Frank |
アルベルト・デュッセル | |
1961年 | うっかり博士の大発明 フラバァ The Absent-Minded Professor |
消防署長 | |
1963年 | フラバァ・デラックス Son of Flubber |
A・J・アレン | |
1964年 | メリー・ポピンズ Mary Poppins |
アルバートおじさん | |
1965 | シャム猫FBI/ニャンタッチャブル That Darn Cat! |
ホフステッダー | |
1967 | 小びとの森の物語 The Gnome-Mobile |
ルーファス |
テレビドラマ
ミステリーゾーン 第2話「死神につかれた男」1959 主演
受賞歴
- 1960年 - 第32回アカデミー賞助演男優賞ノミネート。
脚注
- ^ Neill, Wilfred T. (1979年1月2日). “Famed comedian Ed Wynn once owned theater in New Port Richey”. St. Petersburg Times 2008年9月19日閲覧。
外部リンク
エドウイン
(エド・ウィン から転送)
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旧本社
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | ![]() 〒141-0021 東京都品川区上大崎2-24-9 アイケイビルディング2F |
設立 | 1969年5月(創業:1947年) |
業種 | 繊維製品 |
法人番号 | 2011501011549 |
事業内容 | ジーンズおよびカジュアル衣料の企画・製造・販売 |
代表者 | 代表取締役社長 俵修一 |
資本金 | 5000万円 (2012年1月20日時点) |
純利益 | 2億6213万9000円 (2012年1月20日終了期) |
純資産 | 298億7044万8000円 (2012年1月20日時点) |
総資産 | 487億3812万円 (2012年1月20日時点) |
決算期 | 1月20日 |
主要株主 | 伊藤忠商事 100% |
主要子会社 | #グループ企業参照 |
外部リンク | edwin |
特記事項:1947年「常見米八商店」として創業。 |
株式会社エドウイン(読みはエドウィン、英: EDWIN Co., Ltd.)は、デニム素材を中心とした日本のファッションブランド、繊維メーカー。
概要
1950年代に常見米八商店の商号から発展したTUNEMIは、中古ジーンズをアメリカから輸入し市場に提供していたが、1960年代に入り、日本で初めて独自の製法によりジーンズを製造・販売する。
「EDWIN」というブランド名は、デニム(DENIM)の「D」と「E」を逆転し、「NIM」を180度反転し「WIN」として命名されたアナグラム[1][2]。東京の旧称「江戸」(EDO)と勝利(WIN)の意味を持つ[2]。
日本テレビ系『TVジョッキー日曜大行進』の人気コーナー「奇人変人大会」では毎回優勝者にエドウインのジーンズが贈呈された。
また一時期はアメリカ・イタリアにも工場を設け、MADE IN U.S.A.シリーズ及びMADE IN ITALYシリーズを生産していたがこれは数年で中止されている。
所有する営業車のナンバーは、同社の代表的なブランドにちなんで「503」としており、車体色もデニムをイメージしたものにしている。
最近では著名人とのコラボレーションジーンズでも有名であり、速水もこみちや土屋アンナらがデザインしたジーンズが販売されている。
2012年8月、証券投資の失敗を隠すために不正経理を繰り返していた疑いがあることが報道された[3][4]。報道を受けて同社では第三者委員会の設置などによる調査・適切な対応を行うとコメントした[5]。不正経理の表面化から4ヶ月後の12月24日、この日からエドウインはブラッド・ピットを5年ぶりに起用した「503」の宣伝広告を公開したが、主要金融機関からの借入金690億円の返済が滞り、銀行団に対して返済計画を策定していた真っ最中に、3億は下らない広告費用を費やしたことから、メガバンク幹部はいら立ちを隠せなかったという。経営者一族が野放図な金融取引を行っていたことが経営悪化の要因となったが、そうなった背景には当時の社長である常見修二がワシントン大学で金融工学を学んだ経験を持っていたことによって驕りを抱いていたこと、企業統治が欠けていたことが指摘されている[6]。
2013年11月26日、事業再生実務家協会に対し事業再生ADR手続きの利用を申請。その後受理された[7][8][9]。
2014年3月10日、伊藤忠商事がスポンサー選定手続において、優先交渉権を獲得。エドウイン・ホールディングスの株式を100%取得し、スポンサー契約を締結したと発表した[10][11][12]。債権者とギリギリの交渉が続いた結果、最終的には12億6000万円以下の債権者は全額一括弁済とし、それ以上は伊藤忠をスポンサーとした債権放棄と超長期弁済との折衷案で金融債権者間との合意を見るようになった[6]。
特徴
エドウインのジーンズの特徴として、ペーパー・ブラシを用いてジーンズにヒゲを出したり、シェービングを用いて全体的な色落ち加工を施したり、ほつれを出すなどのダメージ加工が挙げられる。デザインの特徴としては、ポケットのWのステッチ、EDWINロゴを大きく配した皮ラベルなどが挙げられる。このデザインは1960年代のモデルから引き継がれているデザインである。
沿革
- 1947年 - 前身である(株)TUNEMIが中古ジーンズを輸入し販売を開始する。
- 1961年 - 日本で初めてデニム生地を輸入し、国産初のブルージーンズを販売する。
- 1963年 - 「359BF」の発売。
- 1975年 - 「オールドウオッシュ」の発売(中古加工の先駆けとなる)
- 1980年 - 「ストーンウオッシュ」の発売
- 1981年 - 「ロンドンスリム」をドイツで発表する。
- 1983年 - 日本国内販売第1位となる。
- 1987年 - リー・ジャパン(株)を買収する。
- 1994年 - 「505」シリーズ(ニューヴィンテージ)発売。
- 1997年 - 「503」シリーズ(ニューベーシック)発売。
- 2001年 - 東洋紡との共同でZYLONの開発、ZYLON-503の発売。
- 2008年 - 4月26日に日暮里駅前ビル「ステーションガーデンタワー」に日本最大の旗艦店「エドウイン・デニム・ギャラクシー」がオープン。
- 2018年 - 10月24日に本社が荒川から目黒駅前に初移転する。
- 2021年 - 前年から続く新型コロナウイルスの感染拡大により販売が激減。秋田県にある子会社「秋田ホーセ」4工場の閉鎖を決定(8月中旬までに生産終了)[13][14]。その後、7月に閉鎖されていた「秋田ホーセ」の本社工場がエドウインの商品開発や技術研究などを行うサンプルセンター(仮称)部門として再稼働することになった(従業員の一部を継続雇用)[14]。
日本で生産している主なブランド
- アルファ・インダストリーズ
- リー
- ラングラー
- カーハート
- リベルト
- サムシング
- フィオルッチ
- アメリカニーノ
グループ企業
- 株式会社エドウイン直営店
- イー・ジーニング株式会社
- リー・ジャパン株式会社
- 株式会社アメリカ屋
CM
- 「サムシング」のCMにエルザの「T'en va pas/哀しみのアダージョ」が使用され、話題となった。
- 1998年ごろ - EDWINキャラクターにブラッド・ピットが起用され、「503」のCMでの日本語の歌「ゴーマリソン~」が流行語となる。
- 2004年8月 - EDWINキャラクターに須藤元気
- 2004年8月 - MissEDWINキャラクターに金原杏奈
スポンサー番組
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- J-WAVE TOKYO MORNING RADIO(J-WAVE番組内のコーナー"SENCE OF WIT"のスポンサー 社歌である「俺は、どうだ」が流れる)
- 僕らの音楽 Our Music(フジテレビ系)
- 新堂本兄弟(フジテレビ系)
- 中居正広のミになる図書館
- 水曜プレミアシネマ
- Going!Sports&News
- にじいろジーン
以下は過去にスポンサードしていた番組
- タモリのSuperボキャブラ天国(フジテレビ系列)
- ASAYAN(テレビ東京系列)
- うたばん(TBS系列)
- ゴールデンラヴィット!(TBS系列)
- めちゃ×2イケてるッ!(フジテレビ系列)- 任天堂に交代
- 森田一義アワー 笑っていいとも! - 1995年ごろに番組後半のナショナルスポンサー枠で提供していたことがある。
- フジテレビ系日曜夕方6時台枠のアニメ
- ツヨシしっかりしなさい(1994年ごろから提供)
- ちびまる子ちゃん(1995年1月 - 2000年6月ごろまで提供。その後提供枠は中央出版や日本通運などが提供)
- 東京箱根間往復大学駅伝競走(テレビ中継)(日本テレビ系列)
- 浅草橋ヤング洋品店 (テレビ東京系列)
- ASAYAN(同上)
脚注
- ^ エドウインの歴史(公式ページ)
- ^ a b “えっ、日本のブランドだったの? 外国生まれと誤解しがちな5つのブランド”. ハフポスト (2019年10月7日). 2021年1月8日閲覧。
- ^ “投資の失敗で200億円の大穴 ユニクロの激安ジーンズに敗れたエドウインの焦り”. ビジネスジャーナル. (2012年8月31日) 2014年2月11日閲覧。
- ^ “エドウイン、不正経理疑いで調査 証券投資の失敗を隠ぺいか”. 共同通信. (2010年8月24日) 2014年2月11日閲覧。
- ^ “エドウイン、不正経理の疑い解明へ第三者委”. 日本経済新聞. (2010年8月24日) 2014年2月11日閲覧。
- ^ a b 藤森徹『あの会社はこうして潰れた』日本経済新聞出版社、2017年4月10日初版、111-123頁、 ISBN 9784532263379。
- ^ “エドウインが私的整理 ジーンズ大手、再建目指す”. 共同通信. (2013年11月27日) 2014年2月11日閲覧。
- ^ “エドウイン破綻で「ジーンズ業界」消滅 5大ブランド中4つが経営破綻”. 日経ビジネスオンライン. (2013年12月4日) 2014年2月11日閲覧。
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の日付が不正です。 (説明)⚠ - ^ “事業再生ADR申込の正式受理のお知らせ”. 株式会社エドウイン. (2013年12月16日) 2014年2月11日閲覧。
- ^ “エドウイン再建、伊藤忠が支援へ”. 日本経済新聞. (2014年2月7日) 2014年3月18日閲覧。
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の日付が不正です。 (説明)⚠ - ^ “伊藤忠がエドウイン支援正式発表 全株式を取得”. WWD JAPAN.COM. (2014年3月11日) 2014年3月18日閲覧。
- ^ “エドウイングループとのスポンサー契約締結について”. 伊藤忠商事株式会社. (2014年3月11日) 2014年3月18日閲覧。
- ^ “秋田県内の全工場を閉鎖へ”. 日本テレビ (2021年5月27日). 2021年5月29日閲覧。
- ^ a b エドウイン子会社の秋田ホーセ工場 商品開発担い再稼働へ 秋田魁新報 (2021年9月4日閲覧)
外部リンク
エドウィン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 06:04 UTC 版)
医師。メンバーの中で唯一、ロイスが素性を推し量れなかった人物。胆力を欠く態度が目立ち、宇宙人との戦いでも囮にさせられる場面もあるほか、ノーランドのアジトを脱出する際メンバーとはぐれてしまう。職業上、毒物に詳しく、ニコライが触れそうになった植物に神経毒が含まれていることを警告した。気弱な人柄を装っているが、その正体は殺人鬼であり、助けに来てくれたニコライが撃たれた際に一瞬躊躇いを見せるもすぐに見捨てる、ノーランドの棲家でニコライから渡された彼の子供達の写真を使って「私には子供がいるんだ」と命乞いをする等、本性は狡猾で冷酷。異常者だが猟場では普通でいられるという理由で地球への帰還を拒否。イザベルを襲い麻痺させるが、ロイスにはその仮の振る舞いは通用せず、メスで一突きにされた挙句、ミスター・ブラックに対するブービートラップとして利用され爆死した。
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